怪盗ファントムⅢ  ~探偵と怪盗の戦い~

ネコを愛する小学生(中学生)

第1話 リチャード探偵

第一章 ファントムからの手紙

いつものように朝ご飯を食べている途中、執事から衝撃な手紙を受け取った。「おはようございます侯爵。朝目覚めたばかりで申し訳ございませんが、怪盗ファントムからの手紙が届いています!?」「何?マルコ今、怪盗ファントムと言ったか?」「えぇ、そうでございます。私は今怪盗ファントムと言いました。これは大変なことになりましたよ」マルコは、そういって伯爵に手紙の内容を読み上げた。『ルドルフ・デ・モーガン伯爵。私はあなたのお屋敷に古くからある立派な塔に隠されているブルーベル・ルビーをいただきたく存じます。なので3日後の早朝にブルーベル・ルビーをいただきにまいります。

            怪盗ファントム』

手紙の内容を聞いて、伯爵は「はて?立派な塔というのはお屋敷から西向きに作られた塔のことかな?

確かにあの塔はほかの塔に比べて装飾や形が少し違うが、あの塔には岩が邪魔を中には入れないはずだったが、まさかあの塔の中にはブルーベル・ルビーという宝石が隠されていたとは!?怪盗ファントムに狙われるということは、それはそれは高価なものなのだろう。ほしい。その宝石を、われはほしい。

だが、ブルーベル・ルビーをわれの物にするには、怪盗ファントムから宝石を守ってくれる者を呼ばなくてわ」と、侯爵は、頭を抱えた悩んだ。「エドール警部は優秀な警部だが、先日の新聞の一面で見たが、エドール警部はまんまと怪盗ファントムのトリックにだまされたから、あまり信用がないからな」そんな時、侯爵は昨日の新聞にリチャード・ウォルタネットという男性探偵が載っていたことを思い出した。そのことを思い出した侯爵は、すぐさま受話器を手に取り、リチャード探偵事務所へ連絡をした。

第二章 西の塔

 いつものように日の出を見ながらコーヒーを飲んでいると、電話機が、ジリジリジリと、鳴り響いた。私は、すぐさま受話器を持ち上げ、要件を聞いた。話が終わり、受話器を電話機に戻すと、私はすぐに身支度を始めた。

これはとても驚くことだ。とうとうこの私も怪盗ファントムと戦う日が来ると思うと、今すぐにでも侯爵のお屋敷へと向かいたくなってしまうくらい、私は怪盗ファントムと戦う日を私は待ち望んでいた。『怪盗ファントム

』その名自体はよく新聞で見かけるので、私は一度は怪盗ファントムと戦いと夢を見ていたが、とうとうその日がやってきたのだ。こうしてはいられない。そう思った私は、バッグを片手に持ち、すぐに家を出た。それから、タクシーを呼び、駅へと向かった。駅へ着くと、私はすぐにチケットを買い、列車に乗り込んだ。

列車に乗り込むと、私は椅子に座り、深い眠りについた。

                                   つづく

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