少年は世界の平和よりも、自分の断罪よりも、たった一人の少女の安寧、幸福を望んだ。
そしてそれはこの未来に繋がるのだけれど、少年が死んだままではそれは成せなかった。
しかし少年の想いを少女がそのまま少年に繋いだ。自分自身の断罪はそのままに。
それぞれの幸せを願う連鎖の先にどんな結末が待っているのか、目を見張ります。
作者からの返信
そもそも世界の救済を願っていたラスと、ゾーニャを助けるという目的が一致してしまった瞬間ですね。
世界を救済しなければゾーニャを救えない状況になってしましました。
そうしても助けられる保証はなかったわけですが、
元から世界の再創造を考えて居た彼には、それを実行する強い動機になりました。
全てを1人のために背負う、辛いですね😨
作者からの返信
ラスにとってはゾーーニャ一人のためというより、世界を変革して救済することも同じく最重要なんですね。
計画を実行することを躊躇っていたところで、ゾーニャがこうなってしまったので、踏ん切りを付けました。