彼女は敵味方なんて関係なく…ただ全てを救おうとしていた。それは紛れもなく、英雄です!
そして魔王もまた世界を安定させようとしていた…種族を淘汰することによって。
ゾーフィアの苦しみや痛み、絶望や悲しみ。痛いほどに心にのしかかってきます…この話は、きっとロジオンくんの中で大きな変化をもたらしたのではないかと思います!
作者からの返信
大きな変化をもたらしましたね。
ハレヤの正体を証明できない以上は、あとはもうロジオン自身が信じるかどうかでしかないわけですが。
ここに至って、彼はハレヤを「ゾーフィアらしい」と感じてしまったわけです。
ハレヤをゾーフィアであると、信じた瞬間がここですね。
コメントありがとうございます。
ロジオン、アイドルみたいな存在でしかなかったゾーフィアを、生身の人間として感じることができたんですね。
ステーキとクレープで喜ぶハレヤ可愛いです。
作者からの返信
そうですね。
それと同時に、『全てを救おうとした救世主』として、これまで以上に好きになっちゃいます。
美味しい食べ物に素直なリアクションをする人はかわいいですよねえ。
コメントありがとうございます。
種族が一つになれば戦争の九割はなくなっていた…興味深い内容ですね。多様性を否定し皆一つになれば平和に近づくというのはよくある話、この世界の魔王も世界を一つの種族にしようとしていたのでしょうか…?
もっとも、種族が一つになってもあれこれ区別を付けて結局争いはなくならなさそうな気も…。
それはさておき、ロジオン君は新たな知見を得た様子。新たなゾーフィア像を描く第一歩になるのではないでしょうか?
作者からの返信
そうですね。例えば我々の地球でも、いくらでも戦争はおきてますから、種族が一つなら戦争はなくなる、というわけではないでしょうね。
ただ逆に言えば、この世界は種族が単一な我々の地球よりも、10倍の頻度で戦争が起きていた、とも言えるかも知れません。
そういう世界からみれば、我々の地球はなんて戦争の少ない平和な世界なんだと見えるかも知れませんね。
コメントありがとうございます。
こんにちは。
壮絶な、英雄ゾーフィアの過去。その一端を、知ることができましたね。
「それを聞いた瞬間。ロジオンは自分の中で何かがピタリとはまった気がした。」
そうか……。ハレヤさんの話がきけて、良かったですね。
最後、ステーキとクレープで、笑顔が見れて良かったです。
作者からの返信
彼女が本物かどうかは、もはや証明が不可能なので、信じるかどうかの問題になっちゃってますからね。
ロジオンくんの中のゾーフィアはこうあってほしいという理想像が、ハレヤの語った英雄の姿に、上手く重なった瞬間ですね。
思っていたよりも理想的だった、と。
一方でまだ、ゾーフィアのもう半分の部分である大罪については、語られていないままなのですが。
いつもコメントありがとうございます。
魔王の意図や緑風草原の戦いの真実、ロジオンさんの知らない史実が続々と明らかになりましたね。
ゾーフィアさん、辛かっただろうな・・・
ロジオンさんが「より好きになった」と言ったことが、少しは彼女の心を癒やしてくれているといいですね
作者からの返信
助けたい相手を害さなければならない、というのは何よりも苦痛を伴う拷問だったでしょうねえ。
その苦痛に寄り添ってくれるロジオンの存在は、ハレヤにとってもかけがえのないものでしょう。
コメントありがとうございます。
こんにちは。
過去に起きた戦いの描写や、それを経てのロジオンとハレヤのやり取りが印象的でした。素人目線ではありますがリアリティのある映画を作るにはこういった考証や会話が必要なのだろうなと思いましたし、二人の関係性がより深まったように感じられます。
向き先が同じな分だけ相互作用が生まれそうですが、周りにいる人物たちの事を考えると最後まで油断はできませんね。それでも突拍子もない出会い方をした当初を考えれば、何となく乗り越えていけるような気もしました。
作者からの返信
だいこん様。いつもコメントありがとうございます。
そうですね。深まったと思います。
彼らの間には物証的に本物の勇者だと証明する手段がないので、純粋に相手をどう思うか、だけが真実の基準になるでしょうから。
なので彼がハレヤを本物だと信じるのであれば、それはもう彼にとって一生をかけて探し出したかった片思いの相手、ということになるのでしょう。
もはやそうなれば容姿がどうとかは、関係無いかも知れないですね。
ああ、呪縛された種族も救いたかったのであれば、これはあまりにもきつい。
魔王もちょっと予想していなかった思想の持ち主だったようで、こちらも興味深いですね。
作者からの返信
守りたい相手を自分の手で死なせるってのは、ハードモードですよね。
ゾーフィアは数多の戦場で大活躍したわけですが、その戦場の数だけ、彼女の苦悩がありました。