Fukuyama Indigo Color2021~福山暁の星女子高校の純粋物語(高1)

@YoshI2608

第1章 バラの街福山(4月)

第1話 福山にあるたった1つの女子高(4月12日)

JR山陽線の笠岡駅から西へ3つ目にある福山駅――。

広島県の第2の都市の福山市は、隣の岡山県の第2の都市である倉敷市の人口とほぼ同じくらいの場所である。

福山駅の北口にあるたった1つの女子高であり、「マリア様の愛の光に導かれ、自分たちの心も希望に満ち、そして清純に健やかに育まれるように」という聖句があり、制服の校章には明けの明星が描かれている。

福山駅には、岡山駅や倉敷駅内にある商業施設のさんすてもあり、この駅には、さんすて福山という名前の商業施設がある。


初めて授業が終わって、さんすて福山のスタバに初めて入ってみる。

「嶋村さんは倉敷に住んでるんよな」

「私、そんな事言ったっけ??」

「今日の2時間目の英語の時の自己紹介の時にそう言ったが笑」

「そういえば笑」

私は嶋村綾音。倉敷市住みで最寄り駅で言えば西阿知駅の近くに住んでる。

「私も倉敷だよ。駅で言えば倉敷駅の北側で、イオンモール倉敷の近くの酒津に住んでるよ。でーれー近いね笑」

彼女は佐々木京奈けいなちゃん。

初めて同じ出身の子と友達になったんだ笑。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る