第2話


「先生!どうですか?」


「あー、うーん、ほら、こう他にないかい?」


「特にありませんけど…」


「そっか、じゃあね。」


 先生が逃げていった。どうしたんだろう。


「いや〜、まっさかそんなゴミ能力とは思わなかったな。」


 嫌味を言われてその授業は終わった。


 なんとも、後味が悪い。

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