第6話 殺される!え?なんか生き残れそう⁉
相対するは天使が20体……絶望的では?
やるしかないかぁ……さあ、予定が少々狂ったが、ここからが俺の悪役道!
奇麗な散り花咲かせるために、この世のすべての敵になろう!
「来いよ、
「「「これより、神敵を排除する」」」
なんかこの魔力スケアクロウ?の反応からして天使特攻っぽいからな。同じ様にすれば良いんじゃないかな?
魔力を巡らせて……
「「「喰らいなさい!」」」
うおっうわっひえっ!
やべ、よけるので精一杯だ!
「「「威勢だけはよかったが……この程度の存在に、スケアクロウは負けたのか?」」」
だめだ。
このまま逃げ惑うだけじゃあ、俺はもう格好いい悪役になれない。
そんなことは許されない。
よし、突っ込もう。殺そう。畏怖を刻み付けるんだ。
………剣をよけて、魔力を込めて、触れる!
「う”ふ”う”」
ドチュウ……バシャ
天使の身体が不恰好な風船の様に膨らみ、水っぽい音を立てながら破裂する。
おぉう、やっぱショッキングな倒し方だなぁ。慣れよ
「「「おい、お前……なんだ、それは」」」
「さぁ?なんだろぉねぇ?」
あ、やべ
悪役ムーブ楽しすぎて変な笑みが……!
よし!今のうちに隙をついてぇ……タッチ!
はっ!ほっ!とりゃ!そりゃ!どりゃ!おらっ!そら!この!せい!
「オゴ……」
「ア“ア“ア“」
「め”ッ”」
「お”ね”え”ち”ゃ”」
「や”め”て”ぇ”」
「苦”s”」
「う”あ”ぁ”ぁ”ぁ”」
ボゴ…グチャ…ミギィ……
バシャァァァ
倒しきれなかった天使たちがショックから解放されて動き出したぞ?
なんだぁ?
「「「あぁ、姉妹たちよ……この敵は我らが必ず討つ!」」」
「「「
あ、こりゃやばそうだ
てったーい!
捨て台詞っと
「これで少しは家族を失った者の悲しさが分かったか?
バイバーイ!
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