第3話 義母ジュリア(※閲覧注意)

「お母さん…あの…ね……」


ジュリアはサラをギロリと睨み付けた……!!


「五月蝿い…!! 私はアンタの母親じゃないわ!! 気安く“お母さん”と呼ばないで!!」

「……!!」

「…何よ、その顔は?」


「(ビクッ!?)…い、いいえ――」

「アンタさえ居なければ…!!」

「うっ――!!」


サラはジュリアに首を絞められ、床に倒された!!


「この…死に損ない!!」


―――バシッ!! バシッ!!


「アンタなんか…早く…母親の所に…逝っちまいな!!」

「…ごめんなさい…ごめんなさい…!!」


サラがジュリアへどんなに“愛して欲しい”と願っても、ジュリアがサラを愛してくれる事は決して無かった…。

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