第6話

過去編 一人目と別れてから


 俺はしばらくは現実を受け止められずにいた。


 浮気だよなこれって、いや浮気になるのだろうか??別に相手と付き合ってる訳じゃないだろうし。


 まぁどっちみち、騙された気分であり今までの思い出が汚された気分だった。


 俺の前に元カノが現れる。横に男がいる。


「君、元カレだよね。どんまい。」


 元カノは俺から分かりやすく顔を逸らし、元カレがそう一言だけ残した。


 つまり、浮気だった。


 

 俺は病んでしまった。


 クラスメイトには俺を慰めてくれる優しい人もいた。


 だが、大半は面白がっている。


 

 あー、恋愛なんて、恋愛なんて、


 逆に俺は恋愛の良さを知ってしまった。


 素直に恋愛なんてもうしないと言い切れなかった。


 辛い、これがあの噂に聞く、未練??


 つかさ、

 【私が教えてあげる!!】


教えるってこんなことかよ。


 ふざけんよ。マジで。


 こんなことなら知りたく無かったわ!!


 そして、俺は失恋の辛さを思い出しながら時間を過ごしていたら、新たな出会いがあった。

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