とりあえず、春の代わりに部屋を掃除が終わった。

・・・これは、誕生日カード

中身を読むと、

・・・やっぱりお兄さん良い人なんだよな。

手紙の内容は兄への日頃の感謝がこれでもかと書いてある。二人の愛がよく伝わる。

・・・私もお兄ちゃん欲しかったな。

って何だろうこれ、・・・？？

何だろう、これ、ドッキリ大成功？？

・・・まさか？？

「ねぇ、春」

「お兄ちゃん・・・お兄ちゃん」

「これ、使ってドッキリしようとして、こうなったの？」

「辞めて、お兄ちゃん！！嘘じゃないの！！本当は！！本当は！！ずっと好きなの・・・お兄ちゃん、お兄ちゃん」

私に告白してもねぇ、つか幻覚見え始めちゃってるや。まずいなーー、そしてさらに悪いな。

この子の・・・せいか・・・

殴りたいと思ってしまいごめんなさい。

「お兄ちゃん・・・いかないで一人にしないで」

やっぱり殴る。

ー

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい