　スーパーボウルが終わって一か月近く。

　ＮＦＬはドラフトに向けて進んでいるわけですが、ここ数日で各媒体の１位予想がほぼ収束されてきています。

　すなわち、「シカゴ・ベアーズは１巡１位でＵＳＣ（南カリフォルニア大学）のＱＢケイレブ・ウィリアムスを指名するのだ」となっております。

　ケイレブ・ウィリアムスは昨季始まった段階から「１巡１位はウィリアムスだ」と評価されていた存在でして、シーズン終了時点で半分くらいは「ベアーズがウィリアムス」という予想でした。

　ところが最近になってウィリアムス本人がインスタグラムのバナー？　を変えたようなのですが、そこで熊のＴシャツを着ていたらしいんですね。ドラフト前に１巡１位指名権もっている相手をほのめかすようなことをしたわけですから、「これはベアーズと話がついたのだろう」ということだとなったようです。

　となると、今季主戦ＱＢを勤めたジャスティン・フィールズはトレードということになりそうです。一応彼のＴシャツ持っているので残念ではあります。

　ただ、ベアーズのパス攻撃がへぼいのはフィールズだけの責任ではないのですが、フィールズに足りない部分があったのも事実。ショートパスの判断がかなり悪いように見えるんですよね。

　昨季フィールズが欠場している間に出ていたタイソン・バージェントの方がそういう判断と正確性は高くてむしろ安心できましたからね。ただしこちらは肩が弱いのでパスの距離が長くなると簡単にインターセプトされていましたが(汗

　ケイレブ・ウィリアムスは能力の高いパサータイプで機動力もそれなりにありそうですから、まあ良さそうではあるのですが、うまくいくかどうかは見えない要素も沢山絡んできますからね～。

　昨年の１巡１位のブライス・ヤングはメタメタにプロの洗礼を受けて、１巡２位のC・J・ストラウドは新人王取ったわけですし。

　ま、ケイレブ・ウィリアムスに賭けてみて、バージェントは今オフひたすら肩を強化するという形で、いいんじゃないでしょうか。

　もう一個ある１巡９位はレシーバー指名が濃厚なよう。

　Ｄ・Ｊ・ムーアとムーニーでも悪い感はないですが、この２人で強豪チームを打破できるかというと微妙なのも事実なので、ありはありなんですけれど。

　ただ、伝統的にクォーターバックとレシーバーを育てられないチームがその両ポジションを１巡指名するというのは何とも無謀な挑戦に見えるのも事実です(苦笑)

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