明日には



 明日には



壊れてく


コンビニが


崩れていく


街が


泣き言も言わずに


身を任せるのはなぜか


完成は崩壊の始まりだと誰かは言うが


完成もせず、常に崩壊してゆく体に


何を残せばよいのか


手紙はどこまで飛んでゆくのか


吐く言葉に意味はあるのか


ぼやける灯りが目を刺さないのはなぜか


この指はいつまで熱を帯びているのか


いつになったら許されるのか


回答はなく


求められるは前進のみ

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