キラーインサイド 死神と殺人鬼

ASdream

第1話 最悪の殺人鬼

この世はクソだ、


真面目に生きてきた私の人生は皆に否定され、醜い人間が群れ上に立つ、私と同じように努力したのにその努力を認めて貰えない人は少なくなかった。

皆のために頑張る人より、自分のために皆を働かせる人の方が多かった。

そしてなにより皆のために頑張る人を馬鹿にしてるのが許せなかった。


“だから殺した“


初めて人を殺したとき私は、高校生だったが、その日以来学校には行かなかった。

学校ではあまり喋らず、友達はいなかったので心残りはなかった。

私の家族は離婚していて男性である私は話がわかる父の元についたが、

3ヶ月前にその父もガンで今は棺桶の中だ。


私は一人になった。


いつも一人で行動していたので大して変わらないが、一様父は話ができる唯一の人だったので多少は寂しかったが、もう数日経ったらこの感情も忘れてしまうだろう。


”馬鹿は、嫌いだ”


話をしてもさらに馬鹿にされるだけだった。

他人の気持ちが理解できないんだろう。

みんなは、こういう人をなんとか受け流すか回避しているようだが、

頑張り損なこの世の中では、ゴミを片ずけるのが手っ取り早い方法だった。


その翌日、コンビニの定員と喋っていたおじさんを殺した、明らかに舐め腐った態度をしていたからだ、頭に来たので躊躇はしなかった。いつも愛用しているナイフで首元を刺した。

「!!あがっ」

そう静かに言い、舐め腐おじさんは私の足元に崩れ落ちた。

「ギャーーー!!」

女性定員は、突然の出来事に頭の中がすぐに恐怖で満たされたが、それはすぐに空っぽになった。私は横たわっている女性定員に近寄り、額に刺さったナイフを抜き取りコンビニを後にした。


殺人を始めた日に依頼した海外ハッカーの友達に、定期的にお金を振り込む代わりに

自分の近くの刑務所や監視カメラにサイバー攻撃を仕掛けてもらい警察の捜査は遅らせるができた。

私は、いろんなところに移動しては、気に食わない醜い人間を殺しながら回った。

このことはたちまちニュースになり世の人々を震い上がらせた。


そんなことを初めて、7年近く経った。殺した人数は1000人以上

手はカサカサになり、髪の毛からは血の匂いがする。愛用してたナイフもボロボロで

何度も手入れを行って入るが、刃がボロボロで、落としきれなかった血がこびりついており人を殺すには十分だが、あまり見た目は良くなかった。


こんな自分に私は飽きを感じた、家の窓から何もない空を眺め私はつぶやいた。

「もう、十分殺った。」

「今ある次のターゲットで私のこの復讐を終わりにしよう。」

そう言っては私は明日に備えた。


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