横田慎太郎

 2023年、我が阪神タイガースは18年ぶりのシーズン優勝! 38年ぶりの日本一を成し遂げました!


 その栄光を語るうえで、なくてはならない名前。

 語らなくてはいけない、その軌跡。


横田よこた慎太郎しんたろう


 今でもちょこちょこ、ネットニュースでも優勝秘話とか、年末スポーツ特集とか、阪神の優勝を取り上げられることあります。そのときにはまた、彼の名前も浮かび上がってきます。


 阪神ファンの誰もがその名前を胸に刻んでいることでしょう。

 プロであったのはわずか数年、一軍出場は2016年限り、たったの36試合。

 なのに、その雄姿は阪神ファンのまぶたの裏に峻烈に刻まれています。


 いえ。

 きっと阪神ファンだけじゃない。

 彼に勇気をもらった方はもっと多い。

 現役の時も。その後にも。


 28歳。


 あまりにも短く、太く、優しく、強く、輝いて。


 神さまはいるといわれていたのに、結局神さまなんていないと残酷で。


 阪神タイガースと共にあり、阪神タイガースの選手を、ファンを、支えてくれた。


 多くの人の心のなかに、これからもずっと共にあるでしょう。


 2023年も遠い向こうへ旅立った著名人は多いですが、私にとって今年一番忘れがたく、心に深く刻まれた名前は「横田慎太郎」さんです。

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