五龍の導師シルクロード戦記 第2部 東方五龍の中華圏と西方オリエント世界と

水守悟(みずもりさとる)

第2部1話~3話 周王朝東方内乱 2024年7月末 公開予定 

 第2部1話~3話 周王朝東方内乱 あらすじ


 紀元前1040年代、ユーラシア東方中華圏では。

 殷王最後の紂王は、五つの徳目を軽んじ政治を怠った。紂王は青龍と赤龍によって天罰を与えられた。しかし、青龍と赤龍は姫氏発に何も命を与えていなかった。

 

周国姫氏発は、殷墟の天の社を参拝した。

そこで天命によって中華圏の天子となり、中華に君臨する王族姫氏となり周王朝を建て武王となった。


 周王朝は、殷王朝と同様な封建政治を引き継いだ。

 周王朝を中心に、諸侯や家臣がそれぞれ国々を治める都市国家の連合国なのです。

 つまり、中華圏にたくさんの国々が雑居している都市国家の連合体です。

 五色の五頭の龍にとって周王朝は、五龍が目指す秩序ある国「五つの徳目の国」

 とはほど遠い国の在り方です。


 周王 武王は、王族、諸侯、家臣にそれぞれ分封国を与える。

 武王は、殷紂王によって捕らえられた殷の王族や殷の家臣を解放した。

 また武王は、鹿台に紂王が貯め込んだ財宝を民に与えた。

 殷墟の統治は、紂王の子である武庚ぶこうに統治を任せた。

 また武王は、実弟たちに殷墟の監視を命じた。

 この武王の判断が後に災いになる。


 そして2年後、武王は突然の死を迎えた。

 周朝廷は、幼い成王を擁立し、政治の空白を埋めるために丹を宰相に任命し、

 諸侯国に布告した。

 間もなく、東方商業路より物流が停止するという危機に周王朝は直面した。

 殷朝歌の武庚は、武王の死を待っていたのだ。

 武庚は周王朝に対する報復を開始する。


 周王朝東方内乱が勃発する。 


 歴史とファンタジーが織りなす壮大な冒険物語。

 ユーラシアの史実に基づいたハイファンター

  2024年7月末 公開予定

 

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