第15話


「お兄ちゃん!!お願いだから、家のために」


「うるさい!!俺だって、家のことは思ってるよ!」


「なら、そのお金は残しておかないと!!」


「なら、お前が働けばいいだろう」


「無理だよ!!まだバイト出来る年齢じゃないよ」


「なら、文句言うな!!」


「そんな!!」


妹はほぼ食費しか使ってないのに、流石に理不尽だと思った。


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