第10話 銀貨3枚の報酬

第10話 銀貨3枚の報酬


本日の仕事はチラシ折り。

地元紙のフリーペーパーを数枚束ねて

冊子にする仕事が待っている。

クリスマス商戦も終わりを告げ

閑散としたイメージを抱くが

もしかしたら、イレギュラーに多い日なのかも。

取り敢えず、配達車が到着するまでは解らないが

現場に行く気があることだけは確かだ。


今日が火曜日で、木曜日が納会。

01月04日迄、休業日が続く。

年賀状も未だ描いていないし

この原稿もまだまだ文字数が心許ない。

音楽の逆襲、麻雀の逆襲は既に書いた。

パチンコの逆襲は無いことも、一応注意書き程度に。

希死念慮との決別も、自分の中では完結出来ている。

郵便局の時のような揺らぎも未だあるが

勇者は業務を終えて、帰路に着くことが出来ている。

一歩ずつ前進しながら、3時間後には

二輪にまたがって職場「=鴻峯商事」を目指している。

未来の話は余り好きじゃない。

出来ることなら目前の「今」を全うしたい。

金曜日迄には恩師にOCTSが届くことだろう。

OCTS=ONE CORROTE TWO SMILE.

一石二鳥はずるいとたしなめられた。確かにそうだ。

二石投じて両方射貫けない人も大勢居る。

十石二鳥と言う新提案も繰り出したが

スペースがあれば紹介に代えさせて頂きたい。

人間は新しい表現に飢えているし

出逢った瞬間にそれは禁じ手に代わったりする。

表現の自由の中にも規約は存在するのだ。

僕の表現なら幾ら模倣しても構わない。

あなたなりの十石二鳥を書いてみますか?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る