悪役令嬢俳句 ～異世界いろいろ恋愛模様～

５句目 悪役令嬢 少女期・学園初等科 入学【春】

春茱萸（はるぐみ）に　眩しき陽あたり　手に包む

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【悪役令嬢ガーネット・スフォルセフ（16歳）解説】

　殿下と一緒に貴族たちが通う学園へ入学しましたわ。これからは、未来の王妃として学園の交流に加えて、サロンにも力を入れて人脈を大いに広げなければなりませんわね。

　大変だけれど、殿下の隣に立つにふさわしい淑女であることを示してみせますわ。

　グミの実が春の輝きを受けて活き活きと色付く様に、金糸の髪も一際眩しく成長された殿下をお支えできるよう、しっかり自分を律して、実りのある学生生活を送ってみせますの。