第8話 「元日から夜更かしとか笑えん」「だな(笑)」


「いや、何わろとんねん」


「え? 笑うとこだろ、今のは」とソファーに座ってるレンがニヤッとしながら返す。


 現在朝5時。外はまだ暗い。


 レンはテレビのチャンネルを変えながら欠伸をした。


 昨日の夜、レンを家に呼んで一緒に年越しをした。夕食に蕎麦を食ったが、物足りなくなって追加でLサイズのピザを食った。

 

「あー、ねみ~。クラクラする~。酒が脳に纏わり付いて、シュワシュワしてるわ。脳の酒漬け」


「なんじゃそりゃ。3%で酩酊とか、ホント奏多は酒弱いよな」


「お前はザルで良いな。俺はやっぱり大正義コーラにしとくべきだった~」


「あーそうだな。……そろそろ寝るか?」


「そうだな~。俺はソファーで寝るから、お前ベッド使えよ」


「え、いいよ。オレがソファーで」


「えー。じゃあ、一緒に寝るか」


「馬鹿。ほら、さっさとベッド行け」


「おいーす。サンキュ」


 レンに布団を渡すと、彼はソファーに横になった。


「……なあ、レン」


「あ?」


「あけおめ、ことよろ」


「遅……」




 完



◇◇◇◇◇


【親愛なる読者の皆様】


あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。


朝5時、眠すぎ太郎です。

あくびが止まらない。

ってことで寝ます。


【追記】ピザとグレープフルーツの酒は……合うッ!!


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