第36話 クリーム色の紙質

 さて、アマゾン版と楽天版の白の紙質についてはすでに述べた通りですが、今度はクリーム色の紙質についてリポートしてまいります。

 今回対照実験で購入したのは、ノンフィクションのリポートです。

 横書きの場合どの程度の仕上がりになるかというのもテーマとしてありますが、こちらはすでに確認済。

 さて、基本的に文字だけ、写真が入ったとしてもモノクロでいい場合は、光沢のないクリーム色の紙が選択可能です。白に比べ、こちらの色のほうが基本的には落ち着きが出ますから、選択肢としては大いにあり。


 さて、問題はここから。

 アマゾン版と楽天版の紙質、色合いはどうかということ。

 カラー写真を伴う白の光沢付の紙では、アマゾン版のほうが光沢が目立ち、楽天版のほうは抑えめでした。

 今度のクリーム色につきましても、同じような感じですね。

 アマゾン版のほうが、クリーム色が少しきつい感じ。きついと言っても、極端に目がちかちかするほどのものではなく、楽天版に比べて明らかに色合いが濃いなと分かる程度です。

 楽天版のクリーム色も、実は前回別の著者の方の本で確認していたのですが、今回改めて自分の著書で比較してみると、やはり、一目瞭然でアマゾン版に比べて少し薄めのクリーム色でした。

 文字との絡みも、楽天版のほうがカラー用の白用紙と同じような感じで、こちらもやはり、楽天版のほうが全体的に落ち着いた感じを醸し出していますね。


 ここはもう、好みの問題でしょうか。

 これは出版する人や著者にとってもそうですが、購入者にとっても必要な情報であると言えましょう。

 その意味においては、巻末の頁の情報について述べておく必要があります。

 今回は紙質についてのリポートで終わりますが、巻末頁の情報については、ことと場合によってはこの手の自己出版本というものがいかなるものかを知っていただくための重要なポイントとなりえますので、次回述べさせていただきます。


 前にも述べた通り、選択の基本としては、

急ぐならアマゾン、少し時間がかかってもよければ楽天

 ということで御理解ください。

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