最後の紙は奇術師からのものか?
ハッタリじゃなく本当に超能力を持っているのかもですね……今後、物語に深く絡んでくるかもと予想しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
奇術師にはモデルが居ましてブレインダイブというマジックなのです。
テレビにも出てることがあるので、いつかこの人か?と思うことがあるかもしれません。
本人曰く初恋の人の名前を当てるにもトリックがあるそうで超能力ではないはずです。映像でしか見たことが無いので100%やらせではないとも言いきれないのですが。
なので私としてもこの奇術師がどこまで相手のことが読めているのか分からないんですよね。
クイさんが手助けしてくれるみたいですね。それと謎のメモ。奇術師が残したっぽいけど、それは次回に期待ですね。それとも、ボクはクイさんがこっそり入れたんじゃって最初に思いました。でも、その前に奇術師に出会っているし・・・。まあ、ただの推測です。
奇術、手品と氣功は似ているようで、別モノとボクは考えています。ブレインダイブというものも根拠がさっぱり分かりません。ただ氣功を相手に届けていると、相手の行った場所を的確に言い当てたり、旦那さんと喧嘩しているのを言い当てたり、お子さんと仲が悪いのを言い当てたりした事はあります。ただ一度バカ正直に話してしまい、相手の心を痛めてしまった事もあった事から見えても言わないようにしています。えーつまり、肩が凝ったから氣功を送って欲しいと頼まれ、氣功を送り、送り続けていると、自然と相手の弱っている所がふっと見えてくる。胃であったり、腎臓だったりします。そしてそのまま五分ほど氣功を送り続けると弱っている部分が修復されている。次のパターンとしては相手が心に抱えている迷い、戸惑いが何らかの形として見えてくる場合があるという事ですね。水、海にまつわる妖怪だったり、旦那さんの干支である虎だったり、娘さんの顔だったりです。
ただブレインダイブとは違うのですが・・・氣功にも思考を読み取る方法はあります。後輩が、しんどいとLINEで連絡をしてきて、霊に憑依されているので、浄化してあげて、さらに悩みを後輩が心に作り出した妖怪から読み解く。妖怪という形になった物を読み解く。ただ読み解く。なんて言うか、自動書記のようにスラスラと読み取れるのです。うーん。別物と最初に言っておきながらあれですけど、確かに「初恋の人を思い浮かべて」と、相手に質問して、浮かび上がる心の想念が、妖怪と同じ強さを持つエネルギーならば、ボクでも読み取れる事は訓練次第では可能かも知れません。または浮かび上がる心の想念が微弱なら・・・・・・全く無理です。やはり別物な気がしますね。奇術はすごい。
どちらにせよ、奇術師はユミの前にまた現れるような。それともユミはメモを見て、自信過剰になってしまうのか。次回がとても気になります。楽しみにしています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
恐らく他の方のコメントも読まれたようですね。
読む方によって理解が異なることはあると思います。自分の予想を信じるか、多くの人の認識を信じるか、両方の視点で読み進めてみても面白いかもしれません。
この奇術師のやったこと、グイ・ネクストさんなら氣功と絡めて何か反応くれるのではないかと期待していたところがあります。
私にもブレインダイブの原理は全くわかりません。もしかしたら氣功を応用して成し遂げているのかもしれません。グイ・ネクストさんの認識では別物とのことですが、もしかしたらさらに突き詰めていけば再現できる可能性も否定はできないと思っています。
作中でも述べたように、自身が原理を知らないからと言ってその可能性を否定してしまうのは何か大きな見落としを生むのだと考えています。
メモを見て自信過剰になってしまうのか、良い着眼点だと思います。
やってはいけないことをやろうとする時、何か後押しする存在が必要なのだと思います。
たとえそれが得体のしれないメモによるものであっても。
今回もありがとうございました。
ユミはまじめだなー。
私ならキリに対し、そこまでの想いがあるなら、仕事サボってキリの所へ行って「迷って時間かかっちゃったー。だって、私、試験も時間かかってたし―」で逃げると思うけどなw
なんか、怪文書もでてきましたし、これから物語が動きそうですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
三原さんのおっしゃる通りなのですよ。
ただそれをやってしまうと物語が終わってしまうのです。
ユミを成長させるという名目でルールを守らせ、再会を引き伸ばしにしているというのが本音です。
これまでにも物語を終了させる機会はありました。
・孵卵でナガレに足を踏み入れることも無く、イチカでキリと添い遂げる。
・キリをラシノに帰せと言われた時点で、キリをつれてイチカへ逃げる。
・二章の始まりでキリと再会した時に、キリを連れてイチカへ逃げる。
とか。
マルチエンディングのエロゲならありかもしれませんね。メリーバッドエンドと言えるのでしょうか。
怪文書はキリに会いに行くことをそそのかすような内容ですね。
まるで三原さんみたいじゃないですか。
奇術師は、こちらの世界での手品師のようなものなのでしょうか?
それとも、本当に理論では解明できないような不思議な力を使っているのでしょうか?
ユミとクイの間に新しい秘密が出来ましたね。
ちょとだけ信頼関係が築けているような気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
辞書的には奇術、手品、マジック同義のようですね。
奇術がかっこいいかなと思ってこの言葉を採用しました。
不思議な力を使っているのか私にもわかりません。
実在の方をモデルとしておりまして、ブレインダイブというマジックなのです。映像でしかその方を見ていないのでやらせでないと言い切れないのですが、私は99%本当にそのようなマジックができると思ってます。
一度リアルで見てみたいものです。
ユミとクイの信頼関係。良くもありますが、この世界にとっては邪魔な思想かもしれません。
前回は丁寧なお返事、ありがとうございましたm(_ _)m
実は、お答え頂けるとは思っておりませんでした(--;)読み込みまだまだ足りないな……。
トミサは庶民的でもやっぱり質の良いというか、高そうな食べものが…。他の村が色がついていないイメージで、トミサだけすごくカラフルな印象が私の中では強いです。
仕組みの中の安定と束縛は、いつだって不安要素はありますものね。それに疑問を抱かなくなったら怖い気もします。
この物語自体が固定観念をひっくり返してくれていますが、縛めに挑もうとする二人に新な始まりを感じました。
一方で奇術師さん、気になりますよね。
目は口ほどに物を言う……。ユミの眼が記憶した何かを見せた、とか。森巣(しんそうでしょうか?)記憶と言うワードがやっぱり気になりました。奇術師さんの目の前でパチパチっていうのも。キリのことを考えたと言ってたから。勿論奇術師さんがユミ、サイのような特殊を持つのかも知れないですけれど。
ユミ、揺らぎますね。門の外では使うも自由なんて。誘惑だ……。
作者からの返信
こちらこそいつも丁寧なコメントを頂き大変嬉しく思います。
他の方のコメントも含めてですが読者様とディスカッションしながら作品を作っているような感覚です。
今回で言うとミスリードを誘う描写があったんですが、想定していた以上にミスリードが強く働いてしまったようなんです。理想としては解答編を書いた時に「まあ、そんな気はしてた」ぐらいの感想を頂けるようにしたいんですが、今のままだと「それはおかしいだろ」と言われかねない状態ですね。読者様の認識を修正していく描写を入れて行かないとなと思っているところです。
トミサは物が入ってくる上に教育も行き届いているので発展しているイメージですね。あんみつは試験を合格したユミへのご褒美も込めています。
鳩の「縛め」というタイトルですが、法なので「戒め」と書くのが適切なのですが、束縛の意味を持たす意味でこちらの字を使っています。
今回でタイトルの意味を問う様な構造を見せることが出来たかなと思っています。
ユミの願いはキリに会うことというシンプルなものですが、そのための弊害を取っ払わないといけない。それには世界の仕組みを変える必要すらある。そんな構成にしていきたいと思ってます。
奇術師についてですが、どういう原理で読み取っているのか私にもわかりません。というのもモデルにしているマジシャンがいるのです。「ブレインダイブ」とその方は読んでいますね。ぐぐれば出てきます。
ブレインダイブを映像でしか見たことはないので、やらせがないとは言い切れないのですが、youtubeで見る限りだんだんこれは本当に初恋の人の名前を当てているんじゃないか?という気がしてきます。一度リアルで見てみたいという願いも込めての特別出演です。もちろん無許可です。
森巣記憶についてどきりとしてしまったのですが、ふりがなも打たれてないんですよね。ユミは見たことを真実として受け取り、教えられていないことは想像で補完します。その結果「もりすきおく」と読んでしまいました。
門の外で使うも自由、この言葉が今後ユミの行動に影響していきます。
他の試験官なら失格になっていたかもしれない中、ヤミがクイを説得してくれたり、画一的でない、世界の根元をかえてしまうような方法をクイが実現させようとしていたり。
幼生雛よりむしろ乳児と愛妻を愛でたい中、変態扱いされるクイは気の毒ではありますが、ユミはクイとヤミが試験官で幸運でしたね。
そして、わざわざ置き手紙を残すとは、奇術師はユミの秘密を認識しているんですね。ユミが有名人だからなのか、元から狙ってたのか…。
あと、ユミやっぱりおやつ、量が多かったのね…
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クイはなんだかんだ柔軟な考えを持っている気がしますね。この世界の仕組みに恨みを持っているところもあるかもしれないですし。
確かにこの二人が試験官で良かったのは間違いないですね。最悪の場合ケンに手籠めにされてましたから。
奇術師は次回も登場予定です。
他の方からの反響も大きくて少し戸惑っているんですが。
ユミは自分の食欲に忠実なのでしょう。キリへの性欲もそのたぐいかも…
奇術師とは言ってますがその方もまた特別な力を持ってるようですね…
ユミに気づかれないように手紙を入れる所と良い考えを当てた…と言うより読んだのかな?
他人には受け入れなれない何かがありますね。
クイさんもそんな志を持って家族と離れて改革と言えるような事をする為に頑張っているのですね。
どうやらクイさんはユミと接する事により今までと考えを変えた1人なのですね。
キリと逢えないのはユミにとって大問題ですし他の鳩と鴛鴦にされるのは何としても阻止したい所でしょう…
奇術師はまたユミ達に接触してくるのでしょうがその時はどう対処するのでしょうかね?
次のお話も楽しみにしてます
作者からの返信
コメントありがとうございます。
奇術師にはモデルが居まして、その方いわく考えることの読み取りにもトリックがあるそうです。そういう点では特別な力ではない…はず。
物語の構造として、鳩の縛め通りの世界を維持したい保守派とそれをぶち壊したいクイのような革新派の対立を描きたいなとと思ってますね。
キリと再会するにはどちらにつけば良いか…みたいなのをゆるく表現するつもりです。
奇術師のことはどう対処するかですが、伝家の宝刀「初生雛愛者」を発動すれば大概の人は逃げて行きます。
今一度、この”鳩の縛め”の基本原理が確認できた二人の会話で、とても良かったです。
なんとなく”社会の秩序”と言われることを連想しました。その秩序は、一見理屈に合っていているように見えるのですが、自由度がかなり奪われていることが分かります。
でも、それは”誰か”が言わなければ、誰も気づかないことだったりしますよね。
きっとこの物語では、その誰かって”ユミ”なんでしょうね。
この奇術師は、ひょっとしてユミ側の世界に居る人じゃないかなって、思ってしまいました。今後の展開が、また面白くなりましたね!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、社会の秩序と行動の制限のジレンマを生んでいる鳩の縛めという構造ですね。
ユミという特異な存在のせいでそれが顕在化したという描写です。
奇術師はじめ他にも似たような人がいるんじゃないかという匂わせですね。
クイは腹黒キャラのはずなのに、何故か良い人に思えてきました……
最後の言葉、いったい誰が? ユミの能力を知っている人はクイ以外にどれだけいるのか?? この後も興味深い展開になりそうですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
クイは腹黒いですね。
まだ幼い少女にあんみつをおごってあげるとは何て親切なおじさんなんでしょう。
新たに謎を置くような展開を作りました。
ユミの力を周囲の人間がどう扱うのか…
そんな物語になっていきます。