3,矢を射る具体的な稽古パターン。への応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
射込み稽古、立ち稽古のご解説をありがとうございます! こういう基本的なことをまとめてしっかり読める機会は貴重でありがたいです。
「そんな自主練習では絶対人には言えない、不思議な事をしようとする人もいます」……すごく気になります。知りたいです (っ ॑꒳ ॑c)
さて、また些細なことなのですが、質問させてください。(高校の部活での)自主練についてです。
的を五つ立てられる程度の弓道場で、三、四人で自主練するとき、ひとりひとつの的を使っていわゆる自由に射こむ練習をするのはありでしょうか? 公的な休日の部活でなく、自主練だと、割と自由度が高いのかなと推測しますが、それでも慣例などはあるのだろうと思いまして、確認させてもらいたいのです。よろしくお願いいたします。
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
私の経験してきた内容ですが、まぁだいたいこんな感じかな? と思っております、はい。
不思議な事はですね、一言でいえば愚行です(笑)
まぁ、ふざけたくなる時もある、といった感じですね~。
〇→自主練習に、特に慣例はないです。
ようは、部活の時間以外で稽古(自主練習)をする場合、と解釈しますね。
稽古場所は学校の弓道場と仮定します。早朝に来て稽古をする、部活終了後に稽古をする。部活が休みの日に稽古をする。
やはり基本的に自由ですが、片付けをキッチリする前提で、好きなように的を立て、好きなように引きます。
ただ、朝に自主練習して、夕方部活があるからと、的を設置したまま弓道場を去るのは駄目です。細かい事ですが、安全上に問題があります。(細かいですが)
蛇足で、これもまぁ細かい事ですが。もしスポーツ施設などの弓道場を利用する場合は「有段位者」として証明を求められる場合もあります。その条件は施設によりけりですが、たぶん無資格者は引かせてもらえない施設が、多いかと。
と、いった感じですかね~。参考になればな~と思います。
編集済
2,はやけは病気、だから理屈で会を伸ばす稽古を考えてみた。への応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
ますます専門的に踏み込んだエッセイになっていますね。嬉しくって、読むごとにわくわくなのですが、実際にやってみることができないもどかしさをますます感じます (´-ω-`;)。アドバイスいただいたように、仕事辞めたら弓道始めたいです! あと何年だ?!
「そうしてまず筋肉に染みついた離れのリズムを取り除きます。慣れないうちは超疲れますよ」
早気になると大変だとという話はよく聞きますが、筋肉にリズムが染みつくほど弓道をやりこんでからでもなるものなのですね? 漠然と、わりと初心者のうちになるものなんだと思っていました。
「問→伸び合いってなんですか?
解→勝負どころで中てれる技術」
伸び合いもね、また、よく理解できないのです。身体的にどうなっていることなのか(伸びなんだから伸びてるんでしょうね?)、伸び合いがあるとどうなるのか(もっこすさんのご解説にあるように的中しやすくなるのでしょうね?)、伸び合いがどのような理屈で的中に効いてくるのか(単にきちんとねらいを定め切れているということなのでしょうか?)……
素人の感想でした。
追伸) 「伸び合い」について、また別のたとえでご説明いただき、ありがとうございました。的へ向かってピンっと張っている感じ、何となくイメージできます。
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
エッセイといっていいのか分かりませんが、とりあえず趣味の語りですね。良かったです(^^)
私も何年だろうと思いながら……大変ですよね。ホント。
結構早気って突然なる人いるんですよ。
会なくても中るから短くしよ→早気になった。みたいな感じで。
〇伸び合いってなに? ってことで、他で例えてみます。
理屈はそんなに難しくないですよ。
伸び合いを状況に例えると「綱引き」です。
一本の綱を、2人で引っ張りあってるとします。
①ピンピンに張った綱をハサミでチョキンとしたとき。
②超絶ピンピンに張った綱をハサミでチョキンしたとき。
綱を持っている人が良く吹っ飛ばされるのは②です。
あとは綱を持つ人が吹っ飛ぶ方向です。
2人がそれぞれ同じところに、勢いよく吹っ飛んでいこうと思うなら、「引っ張る向き」と「力」って大事だよねってことで、これが伸び合いですね。
私の場合。弓道の継続した的中は、いかに同じ作業が繰り返し出来るかどうか、と考えているので、そういった理由で伸び合いのメリットはこんな感じです。
まぁ、でもイメージは難しいかもしれませんね(^^;
1,弓道理論「継続した的中のために、道具を調整しよう」への応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
道具を調整をすることは道具の物理学を理解することにつながっていきますね。
ちょっと理論を探してみると、いくつも解説サイトがあっておもしろそうなのですが、きちんと理解するのは時間がかかりそうでした。実際に自分でやってみつつ、座学も学びつつ、というのが会得するには最善手なんだろうなと、またしても思わされます。
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
そうですね、弓道って道具の変化が結構ポイントで、それを理解すれば、安定して矢を射る事の一つの要素になるのかな〜と思ってます。
なかなか部活動以外で弓道をやる事ってないですからね、仕事とかしていると、さらに難しい部分ですよね。
私論ですけど、たとえ最善手でなくとも、好きなものを会得したら役立つ場面はあると思います。佐藤宇佳子さんの弓道魂は、そこらの経験者よりヒシヒシと伝わってきてますからね。ホントですよ?
それこそ、たくわえた知識をもとに、定年したら弓道やるぜ!(失礼だったらごめんなさい)も一つの考え方かなって。
私はね、ひそかに考えてます!
編集済
4,弓道部のルーティンにせまる(高校+大学)への応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
くっくっくっ(あ、藤原さんになってしまった ^^;)この情報、とってもありがたいです。弓道小説やエッセイを拝読しても、部活のルーチーンを網羅的に解説してくれることってほぼないですから。
「豆知識ですけど、霞的と星的の明確な違いとして、同じ距離から的を射るにしても、霞的のほうが小さく見えて、星的のほうが大きく見えます」
これ、面白いですね。ねらいにくいから霞だなんて、うーむ、いじわるだ。
的張りって思いのほか時間がかかる作業なのですね。どれくらい使って取り換えになるのですか?
「立稽古とはなんぞや」の回も首を長くしてお待ちします (^^)
はい! はい! 質問です!
1の射込み稽古ですが、具体的にはどんな流れとなるのでしょうか?まず、的は弓道場の規模によるかと思いますが、例えば3つ設置できる場合、それぞれの的について、数名が交互に射るんですよね? 一射ずつ交代ですか? 交代する人たちは現在の射手のうしろに並んでいるイメージでしょうか? 何射ごとに矢取りをするのでしょうか?
高校弓道の顧問の先生って、どのくらい指導されるのでしょう? ほかの部活だと、部活時間中はずーっとつきっきりで指導というイメージがあったのですが、弓道物の小説を見ていると、先生が立ち会わないことが多いように見え、部員たちであれこれ教え合いながらやっている描写も多かったので、気になりました。
追記) なんとっ、エッセイのテーマとして取り上げてくださるとはヽ(´∀`。)ノ 楽しみにしています!
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
あ、藤原に洗脳されたんですね(笑) 私の趣味一直線な感じですが、何かのプラスになったならば、良かったです(^^)
どうも霞的ってのは、稽古のためにわざと狙いにくいように作ってあるそうですよ。武士的には狙いにくい的のほうが、修練になったようです。
的を張りかえるタイミングは、だいたい50本~60本くらい中ったらですかね。そのため、部活だと結構大量の的を持っていたりするんですね~。
これは学校によって差はありますが、最低3週間に一回くらいは変えてたかな?
バカバカ中てる人が大勢いて、一週間に一回くらいのペースでしたね。
意外と時間がかかるし、弓が引けないから私はあまり好きではなかったです(笑)
質問に関しての返答ですが、せっかくなのでエッセイにしてみますね(^^)
書くとやっぱり長くなるので、数日お待ちください!!
1,弓道とアーチェリーは全然違います、弓道は「武道」です。への応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
遠的、60メートルって聞くたびに、ちょっと信じられない距離だなあとたじろいでいるのですが、「遠的専用の矢の射ち方」というのは、どんなものなのでしょう(脱線を促しちゃいます ^^)。また、高校生で普通に練習するものなのですか?
体を動かさず、いろいろと読んで知識を蓄えようとしていると、こんなのいつまでたっても身に着けられんやろ? と不安になるのですが、「1年ほど練習すれば、普通に競えます。いやホント」この言葉に、文字を追うのと体を動かしてみるのとは別ものなんだなあと感じさせられます。
楽しいですね!
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
遠的はですね、ほとんどの方が経験しない競技方法なんですね。一般的な試合に登場する事がないので、個人的に遠的に関する試合に出場するか、個人的に稽古するしかなんですよ〜。
もし学校の部活で遠的やってたら、珍しいって感覚ですね。
国体選手(選ばれし数名)の人は遠的バリバリやってますね。競技で競うので。
射ち方は腰から上のみ、上半身を水平のまま傾けて、角度をつけて射るんですね。このとき、肩のラインが歪んでいたりすると、まぁ飛びにくいですね。
まだ公開してませんが、ちょうど通し矢の短編物語を書いたので、グッとタイミングですね(笑)
あと遠的専用の矢もあるんですよ。これを使った方が飛びやすい!ってな感じで、普通のと比べて空気抵抗とかが軽減されて作られてます。
弓道ってほんと、部活によっても違う言葉使ってたりしますからね、基本はコレ!ってのがないので、どれが正解なの? とか考えてたら、時間はかかるかもしれませんね。
でも弓道経験者でも、知らない言葉が多いけど弓道やってました!って方もおられるくらい、経験者でも理解しきれてない部分が多いんですよね。
楽しんでください!
はじめにへの応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
待っておりました、もっこすさまの弓道エッセイ ヾ(*´ω`*)
【技術は物理学、精神力は哲学です】、初端のこの言葉に、そう来なくっちゃと楽しくなりました。
これからどのような理論、理屈が展開されていくのか、わくわくしてます。ゆっくり、ながーく続けていただけると嬉しいです!
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
お待ちくださり、ありがとうございます。私論モリモリのエッセイになります!
これを書いてて思ったのが、長くなりすぎたり、脱線しそうになって、カットしている部分も多いんですね。なので、それはそのうち埋める予定です。
書いてるのは楽しいので、自分のペースでゆっくりつづっていこうと思います(^^)
2,弓道理論「射の中にある的中の3要素」への応援コメント
もっこすさま
こんにちは。
「しかし、シンプルにいくなら狙った場所に飛ばし、中るほうが射の変化する要素は把握しやすい」
ごもっともです。基本理論に精神論を持ち出すのでなく、そのような素直で納得できる理屈で説明してもらいたいです。精神論は、基本が出来上がったあと、好みでかけるスパイスであってもらいたいなあと思います。
「押手が押す反対方向に引っ張れば、勝手に出るくない?
だから勝手なんですよ」
なるほど~、わかりやすいですね。
「角見を効かせる」ですが、いろんなサイトをみてたんですが、実はいまいちよくわからないんですね。射のどのタイミングでやる、どの行為のことなのか、わかったような、わからんような。「角見を効かせる」が重要と言われるから逆にそれにとらわれるなという主張のサイトや、精神論を交えた解説などが多くて、素人は「???」となってしまいます。
https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&q=%E8%A7%92%E8%A6%8B%E3%82%92%E5%8A%B9%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%82%8B#fpstate=ive&vld=cid:31314a64,vid:LeIXgja5EvI,st:0
上記の解説だと、角見を効かせるのは離れの瞬間であり、動作としては「親指の付け根を伸ばして中指薬指小指の三指を締める」と言われています。する理由は、そのままだと的の前へと向かう矢の軌道を的へと修正するため、と言われています。これはどのどの流派にも当てはまるというわけではないのでしょうか?
さらに疑問です:最初っから的を狙えないの?
だって、離れの瞬間に矢が的へ向かうよう軌道を修正するより、最初からじっくり狙うほうがやりやすいですよね。もし「矢を弓の右に付けてつがえるから構造上前に飛ぶのは仕方ない」というのなら、その分補正して最初からやや後ろを狙う、ではどうして駄目なんだろう、と素人は考えてしまいます。
上記動画サイトで実演されている角見を効かせる動作はとてもきれいで惹かれます。でも、その動作がもたらす物理的意味合いが自分の中で消化できず、作品に取り込むことをためらい中です。
長文失礼いたしました。
作者からの返信
佐藤宇佳子さん、こんにちは。
精神論は弓好きであれば語りたくなる要素ですかね〜。なので、多くの方が語るんでしょうね。もちろん私も好きですし、理解も出来ますが、ここでは「弓の技術=物理学」とします(笑)
ほうほう、分かりよいですね。でも、理解は難しいかもしれませんね。弓道経験者でさえ理解してない人、たくさんいますから(偉そうでゴメンナサイ)。
この人の考え方は斜面っぽいですね(たぶん)。でも効かせるってのは、正面、斜面、どちらにも該当します。なのでもっこす流に用語を変換します!
まず、「つのみ+効く」と分解しますね。
結論、「つのみ=弦の水平方向に対する軌道、つまり横回転のベクトル」を、コントロールをするために必要な技術です。
□一般的な考え方です。
①「つのみ」がないとどうなるの?
→弓に対し、弦は真っ直ぐと戻りますから、引き方によっては顔をぶちますし、矢も前に飛びます。
→矢の飛び方は無視しても、「つのみ」は、顔をぶたないためにも必要だよね。痛いの嫌だし。
②「つのみ」が発生する要因はなに?
→手の内の形、つまり、弓の握り方で変化します。
③「効く」ってなに?
→弦から矢が飛び出す瞬間、弓の反り戻る力+押している力を加えること、その伝達効率。効く、それは力の伝達効率の強さ、弱さなんですね。
正面だと、「効かせる=綺麗な弓返りのため」と変換される事が多いです(たぶん)。
④離れのあと、弦を顔にぶつけたくないし、真っ直ぐ飛ばすために、みんな当然のようにやってる技術だ、共通で認識してるはずだよね。
→それを前提に、精度をあげよう、「効かせる」。のような意味です。
でもね、『これは的の中心に対して、射手がどこに立つのか?』 で大きく変化します。一般的には、的の中心に対して、つま先が揃うように、真っ直ぐ立つからこそ、「つのみ」が必要なんです。
射手の射形もそうですが、あえて立つ位置を的の中心からずらす人なんかは、効かせると逆効果になる場合があるんですね〜。
それこそ、「つのみ」をまったく必要としない射もありますが、それはかなり珍しい射をする方なんですね。あるいは骨格が特殊なんでしょうね。
あとはおんなじ事を繰り返し再現しようと思うならば、矢を射る瞬間のブレ幅は少ないほうが、再現しやすい=安定する。なんです。
はい。なかなか研究されてますね(笑)
正直驚きましたわ!
作品に取り込むかどうか。
→弓道大好きマンの私の意見ですが、書いちゃいましょう!
「あ!」と思ったら、直せば良いのです、ふっふっふ。
その時は私の基準で、遠慮なく指摘しますから、目をキラリと光らしておきますね〜(笑)