召喚獣はきっと可愛い!

この作家さんが好きのは、詳しくなくてもイメージしやすい描写が多い点。
この作品でも妖精や召喚獣は別の作品のように会話が出来なくても仕草の描写だけでイメージ出来る。
それだけでこの話に色までついて、こちらまで楽しくなる。

そんな中、11話で当主になった兄と婚約者とのやり取りがある。
上の妹の仕出かしたことや父母の急病。
その中で気弱になった兄が婚約を解消しようとするものの、婚約者は驚きの言葉で拒否する。
さらに気弱なプロポーズを婚約者の返事(たぶん笑顔つき)で包み込む。
こっそり、あのシーンとそこから続く結婚式に頬がゆるんだ。
きっとあの2人も幸せな一生を送ったと思う。

何度も読み返したい作品がまたひとつ増えた。