第7話いかに安くで飲むか?

高くて美味しいのは当たり前。

高くて不味いのは言語道断。

いかに、安くて美味しくて楽しめるかを追求すると、色んな場所に色んな隠れた名店がある。

うどんの三嶋屋しかり、焼きとんの石田屋しかり。

そして、たこ焼き居酒屋蛸ん壺。

また、客層が素晴らしい。

財布の中身を気にせずに飲めるのは、ありがたい。

おツマミ三種盛り380円。アジの干物400円。

ま、並べたら普通かも知れないが、ここは社交の場。

話しが中心。飲むのは二の次。


8年前にこの店を訪れた時は、なんだ…と思っていたが、40代半ばになるとこういう店が良くなる。

デブは来年で卒業予定(肥満治療をする)なので、サングラスだけは変らないので、常連客からは覚えてもらいやすい。

「失礼ですが、お兄さんは目が悪いの?」

「はい。水晶体に問題があり……」

と、何度もやり取りしている。しかも、今のサングラスも度数が合わなくなり、今月給料を貰ったら、サングラスを新調する。

名人は忘年会に出席だっけな?

じいさん、ばあさんに混じり、また、若い人も来てもらいたいもんだが、果たして40代の参加者がいるだろうか?

今週は、週末しか酒は飲まないと決めたので、金曜日かな。

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