読みやすさは抜群

だがしかし読みにくい。

矛盾してると思うだろうか?
けれど取り繕わずに言うなら読後真っ先に浮かんだ感想はこれに尽きる。
誤字や脱字がある訳ではなく、物語の筋書きが駄作だとかキャラに魅力がないだとか、そんなことを言うつもりもない。
内容は間違いなく面白い。
面白いのに、話の区切り方が気持ち悪い。
一話一話の区切りがとても気持ち悪い。

たかが数行数文字、されど数行数文字。
作者には何か意図があって態と余韻を残すような場所で話を切ったのかもしれないし、次話への興味関心を持たせようとしているのかもしれない。それなら効果があるとは思う。
それでも歯切れが悪くて、面白い物語を読んだという余韻を上回る不快感がある。
あくまでもワタクシ一個人の意見なので取り合う必要はないのだが、個人的にはそこだけが★3を付けられない理由でもある。