第5話 禁欲生活 六週間目から二ヶ月達成まで

 ぶっちゃけ、ここから二ヶ月目までは、大した変化はありませんでしたな。

 というか、もう禁欲が当たり前になってしまって、何の葛藤もなく、ただただ日常が過ぎて行ったって感じ。

 集中力が少し上がったなぁって感じた程度です。

 シナリオの仕事してる時、原稿を目の前にして「よぉし、今からお前らをぶっ殺す!」って意味不明な強気な言葉をモニター画面に吐いて、気が狂ったように原稿を書いたような記憶もある。


 後、ドーパミン受容体が戻ってきて、アイデアが浮かぶ量が増えた。これは良かった。


 一番の変化というと、ドーパミンデトックスをしたからか、その、たまにエロい広告とかが目に入っても何とも感じなくなって来た。

 あと、散歩が楽しいし、なんかよく笑いようになった。多分、ドーパミンの感受性が上がったからだと思う。ロマサガやってるのが幸せで仕方ない。


 この辺でジムに入会した。せっかく禁欲に出会ったので、ジムで荷重の筋トレして筋肉が肥大するとテストステロンが上がって、仕事とかのパフォーマンスが上がるらしいから。

 ここまで来たら、パフォーマンスを限界まで上げて、良い小説の一本でも書いてやろうって気になってくる。


 あと、金遣いが荒くなる。

 そりゃ行動力が上がるから当然なんだけど。禁欲期間の二ヶ月は赤字です。


 で、カクヨムでやたら読み合い企画とかに参加し出した。

 なんでも良いからコミュニケーションをとりたくて必死になるのは、ずっとです。アタイレベルでこれだけ人に接触するんだから、他の人がやったらどうなっちゃうんだろうって思う。


 で、この二ヶ月でとりあえずの禁欲生活は終わった。


 二ヶ月で終えた理由は前述したけど。実はもう一つ理由があります。 

 なんでも、こっから先の三ヶ月目とかになってくると、もっとメンタルがえらい事になって行くらしいのです。その代わり、二ヶ月の間とは比べ物にならないほどのパフォーマンスが残せるようになるというんですが。

 要するにレバレッジがまた上がるそうなんですよ。

 ただ、アタイはメンタルが停滞期以上にヤバくなるのは怖くなったので、二ヶ月で止めました。


 で、次はリセット後に起きた体の変化について書きます。





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