ロリ諜報員は高いところに手が届かなくても諦めない!

よんごー

FILE1 始動

第1話 就任なのです!

この物語は異世界ものとして1話だけ連載していましたが、作者がふざけたため、現実世界のものとしてプロットを作っていたものを異世界ものに無理やりした形になってました。

しかし、このままだとおかしなことになりまくるので、ここで元の現実世界のものとして連載させてもらいます。

そのため、一部用語等が変わってたり、設定も変わってますのでもう一度1から読んでくれうれると嬉しかったり…

あと、実質こっちが処女作です。

あれはなかったことにしてください……

大変申し訳ありませんでした。


それでは本編をどうぞ



―――――――――――――――――――――――



この地球の影の世界…

ニューヨークに本部を置く国連の影…その裏側の日の当たらない組織


この物語はそんな組織に着任した一人のロリの物語である―――


「ノア・シャローム、貴官を国際機密情報局への転属を命ず」


「謹んでお受けいたします」


と言われ私は辞令を受け取る。

そこにはなんか形式張ったことが書かれてた。


「では、私はこれで失礼します」


「ああ、向こうは辛いが貴官の活躍を祈る」


私はくるりと振り向き部屋を出る。

そして別の人に詳しい説明を受ける。

説明が終わると私が今まで勤めていたフランス海軍本部での荷物をまとめ本部を出て家であるアパートに戻る。

こちらは荷物をまとめ、引き払うためである。


家に着くと早速荷物をまとめ、引き払う。

そしてその足で国際機密情報局本部へと向かう。

タクシーで数分走り、空港に向かい、手配してもらった飛行機でイギリスへと向かう。


そこから用意してもらっていた車で本部へと向かう。


この間に自己紹介をば。


私はノア・シャローム。

白髪のミディアムで銀眼。

フランスの軍人で、今さっき配置換えになって国際機密情報局…つまり諜報組織の所属になった。

今は新たな仕事場に向かってる最中。

詳しいことはおいおい。


季節は初夏で少々暑さもあるため一度スーツは脱いで友人が勧めてくれた白いワンピースに麦わら帽子を被って歩く。


そんなこんなで到着。

こんな姿だけど、ここは私服オッケーらしいから受付だけ済ませ、これからの上官がいる部屋へと向かう。


の、前に一応スーツにトイレで着替えておく。


着替え終わり、てくてくと上官のいる部屋へと歩き、扉をノックする。

すると内から声がしたため入ると一人の茶髪のお姉さんがいた。


「え?ロリ?」


「ノア・シャロームです。サファイアさんに繋いでほしいです」


「え……あっ……はい」


なんか戸惑っていたが、開けてもらったため、扉をお姉さんの前を通り、もう一枚扉をくぐるとそこには赤い絨毯に高価そうな家具や調度品、ふかふかなソファがある少し豪華な部屋に繋がった。


「おぉ…ホントにロリが来た……」


「本日付で着任しました。ノア・シャロームです」


「あ、ああ、まぁ座ってくれ」


「失礼します」


金髪ロングの女性に言われ座る。

座ると、金髪の女性も向かいに座る。


「さてと…色々話す前に楽にしてくれていいぞ。口調も慣れたものでいい」


「あ、ありがとうなのです…」


「それが素か…可愛いなおい」


「え?」


まさかのそっち系ロリコンな感じ?

ま、まぁ、聞き間違いもあるし……


「よ、よし、早速だが、着任おめでとう…とは言えないな…ここは世界の深部だからな……」


「こころえてるのです」


「そうか…一応ここから数ヶ月訓練期間があるからそこで技術を身に着けてほしい」


「畏まりましたなのです」


うん、いかにもな仕事のできる上司だし、まさかロリコンでは…無いでしょ…


「で、だ。親睦も兼ねてな、近いうちにどうだ、イギリス……ゲフンゲフン…フランス料理でも…な。そのあとホテルに行けると尚良し……………」


やっぱりそっち系ロリコンだったか〜…


「で、では時間があったら行くのです」


「そうしてくれるといい…」


ま、まぁ行けたら行く的なことでお茶を濁すのです。


「さて、私的なことは置いといて…順番がおかしいが私はサファイア。本名は明かせない。分かってると思うが国際機密情報局ISISのジュエルセクションのオフィサーだ。君はこのジュエルセクションの一員となり、君のコードネームはダイヤだ」


「わかりましたなのです」


「よし、私的にはもっと話してたいが、そろそろ荷物も家に届く頃だろう。だから、今から君には家で荷物を解き、夜になったらリビングまで来て欲しい。親睦会をするのでね」


「わかりましたなのです」


「では、案内しよう着いてきてくれ」


と言うとサファイアさんが立ったため私も立ち後ろを着いて部屋を出る。

重厚な扉をくぐると、さっき会った茶髪のお姉さんに止められた。


「サファイアさん。仕事終わってませんのでこっからは私が」


「なに言ってるんだ?トパーズ。新人の案内より大事なことがあるのか?」


「ええ、今日までの書類が山程溜まってます。というかあなたロリコンでしょう。そんな人とダイヤちゃんを二人だけにするわけにはいかないので…ほら、さっさと戻ってください」


「なに?君は私がロリコンというのか?それをいうならロリコンは君の方じゃないか?」


「はー……とにかく、仕事が溜まってますので早く作業に戻ってください!」


というとトパーズさんはサファイアさんを部屋に押し戻した。

そしてガチャリと鍵を掛けた。いわゆる缶詰である。


なかからなんかどんどんと音が聞こえるが気にしたらいけないような気がしたから、ここは無視する。


「さて、ダイヤちゃん。行きましょうか」


「はいなのです」


(うっ…死ぬ…尊死…)


むぅ、この人もサファイアさんと同じ匂いロリコンがする…

ま、ままええわ。最悪逃げればいい………


そして移動すること数分。

家は意外と国際機密情報局本部と近く、とあるマンションの一室だった。


「というわけでここがダイヤちゃんのお家ですよ!

詳しいことはなかで話しましょう。ここだと盗聴とか気にしないといけないので」


ということで中に入る。

中は広く聞いた話だと5LDKで、隣の部屋を小さくすることで私達の部屋は少々大きいらしい。

それと、私達の部屋は6階の一室だがフロアの残り3部屋は抑えてあるらしい。

そしてなかで繋がっているらしい。

まぁ、角部屋の2部屋以外の二部屋のみだが。


「はい。一応ここがリビング兼、仕事場だったりします。あの部屋は囮として残しておきますが、ダイヤちゃんの着任とともに、ここが私も仕事場となります。

あと、あのオフィサーロリコンも来ます。いやな話ですが…」


「あはは………」


なんて返すのが正解なの…?


「一応、説明を受けたので分かってると思いますが一応確認です。

はじめにこのジュエルセクションにはダイヤちゃん以外にも4人メンバーがいます。

まず、ダイヤちゃんと同じ実地担当に一人、ルビーさんです。

役割はダイヤちゃんろ同じで潜入工作や、諜報活動ですね。

まぁ、ダイヤちゃんと同じ役割ですからね。

次に技術担当のエメラルドさんです。

仕事に役立つ色々な道具を作ってくれます。

この人は地下にラボを持ってます。

ちなみにこのマンションのエレベーターで特定のボタンを押すと行けます。

あと、エメラルドさんの部屋に隣接しているエレベータからでも行けます。

そして、一応このセクションのトップのロリk…失礼しましたサファイアさんです。

役割は指示出しですね。

で、私はその補助役です。

すみません長くなりましたね…」


「いえいえ、ダイジョブなのです」


なるほど……ようはシェアハウスみたいなものかな?

まぁ、最低限のコミュ力はあるし…いいか。


「さて、と。お部屋の方ですが、ここをご使用ください。

一応荷物は運び込み終わっておりますので荷解きの方おねがしますね。

では、何かあったらお呼びください」


「わかりましたなのです」


ここで、一旦トパーズさんとは別れ荷解きにかかる。

まぁ、私は必要以上に家具は置かないし、何より小柄なため家具自体小さい。

そのため、広い部屋は少々殺風景な感じになった。

ものの三十分ちょいで終わったため、トパーズさんを呼びに行く。


「終わりましたのです」


「そうですか…では、お部屋の方を見ても……グヘヘヘヘ」


なんか邪悪なオーラを第六感が感じ取ったのです。

でも、ここで変に拒むと、あとあとの関係に響きそう…


「わかりましたなのです」


「ではさっそく!」


意気揚々なトパーズさんは勢いよくドアを開けると、一言。


「なるほど…白や黒の家具で統一することで背伸びしたい年頃を表現……やりますね」


「なにいってるのです?」


「いえ、なんでもないですよ。いい感じですね。ですが、少々殺風景な感じがしますね。近いうちに家具でも買ってあげましょう」


「え!?ダイジョブなのです。これで足りてるのです!」


「そういわずにさぁ……グヘヘヘヘ」


やばいやつなのです。

うなずいたらいろんな意味で終わるのです。

とくに貞操的な意味でやばいのです…!


「まぁ、いいです。で、これからなんですけど、そろそろ夕食時なので、このままリビングでご飯にしましょう。歓迎会も兼ねてますので、主役はダイヤちゃんですよ!」


と、トパーズさんに連れられてリビングに向かう。

ルビーさんとエメラルドさんも優しい人がいいなぁ〜。

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