北乃　試練様、コメントありがとうございます。
　前の彼女（ハイヒールの持ち主）がどうして殺されたのか、その辺りは敢えて全く触れませんでしたし、だから「今の彼女にも殺される理由があるのかどうか」も全く不明でしたが……。
　なるほど『既に死体が発見されてしまったから、彼女を殺す意味も無くなった』という考え方もあるのですね。こうやって新しい解釈をいただけるので「読者のご想像にお任せします」的な作品の場合、そうでない作品以上に、コメントをいただけるのは本当にありがたいです！

　麻木香豆様、コメントありがとうございます。レビューもありがとうございました。
　彼氏の部屋で女物の忘れ物が……という出だしまでは、確かに「あるある」な修羅場案件。（この作品の場合は靴ですが）この作品みたいに忘れ物が「それ無しでは帰れない」という場合も結構あるはずで、だとしたらこの話みたいに「理屈で考えると、持ち主は帰れなかったはず（行方不明 or 死亡？）」というケースも多いのでは……。
　発端が「あるある」だからこそ結末も「現実的にありそうな話」と思えて、いっそう怖くなるのかもしれませんね。

　猫とホウキ様、コメントありがとうございます。
　幽霊は実在しなくても人殺しは実在しますから、その意味では『コロシの案件』の方がリアルに怖いのでしょうね。背筋が寒くなっていただけると、ホラーを書いた者としては嬉しいです！

　ありま氷炎様、コメントありがとうございます。
　はい、あえてここで終わりにしました。
「ホラーは説明しすぎると怖さが減る」と思うので（それでも私はついつい説明過多になりがちですが）、今回は「死体が発見された」というだけにして、どうやって死んだか（他殺ならば誰が殺したか）は説明を省きました。
　でも考えてみたら、死体の意味だけでなく「ならば彼女は今後どうなるのだろう？」というのも気になってくるのですね。まあその点も読者のご想像にお任せします。

　キグルミ様、コメントありがとうございます。
　ゾクゾクしてもらえてこそのホラーですね。「ハイヒールが片方だけ」の意味が途中で読者にバレるのではないか、という心配もあったので、『オチでそれまでの話が一気にホラーに』と言っていただけて、嬉しいと同時に安心できました！

　kayako様、コメントありがとうございます。
　最初の方は嫉妬心も絡んだ恋人たちの話ですから、確かに途中まではラブコメっぽいですね。その分ラストでギャップが大きくなって、より効果的になったのかも。『ラストでゾワっと背筋が』と言っていただけて、とても嬉しいです。