4.「お食事処・ご宿泊」への来客への応援コメント
メガネを外して知らない場所を歩いているような、全体にボンヤリした景色だったのに。
急に船出の演奏依頼は怖い怖い怖い!
作者からの返信
この作品はホラーじゃないんですけど、とはいえ、ここで緊張感が欲しいのも確かなんですよね。
しかしこれ、実際にこの状況で依頼されたら、なんとも言えない気持ちになるでしょうね。
こんな正体不明な相手とはできれば関わり合いたくないけど、自分をミュージシャンとして見込んで頼んでいるのを無下にしたくもないでしょうし。
8.おしまいへの応援コメント
演奏にはどんな意味があったんでしょうねぇ。
寂れた漁村と言うだけでなぜかオドロオドロしく感じてしまいますが、読み終わると爽やかな風が吹いたような感じでした。
魚人さんもちゃんと人なんですねぇ。
作者からの返信
ホラーじゃないんで、「こんなのクトゥルフじゃない」と思われるかもしれないなぁと思いつつ自主企画に参加させていただきましたが、クトゥルフ系の端くれとして認めていただけたようで、ほっとしております。
魚人が敵対的じゃないし、主人公も怖がらないのでホラー展開にはならないんですが、シチュエーション自体は怪奇的ではあるんですよね。魚人は正体不明だし、儀式も怪しい。
「インスマウスの影」に出てくる魚人も、本当に主人公に対して敵対的だったかどうかは、はっきりしないんですよね。
どうやら主人公は魚人の血縁だったらしいですから、であれば、ホテルには襲いにきたのではなく、仲間を迎えに来ただけという可能性もあるのかな、という妄想が、この作品の基となっています。
8.おしまいへの応援コメント
面白かったです。
クトゥルーは全くと言っていいほど知らないし、タイトルはいったい何だったんだとか、錦鯉でMP3が売れたなど。カオス極まってるのに淡々としてて。おそらく時間経過でまたジワジワくると思います。
楽しい掌編を、ありがとうございました!
作者からの返信
お忙しい中、お付き合いいただきありがとうございます。
結局のところ平和な内容ですし、主人公があまり驚いたりなんだりしないので、あまり考えていませんでしたが、たしかによく考えたらだいぶカオスですね。
元ネタはできるだけ申告することにしているのでクトゥルフを挙げていますが、読む側としては知らなくても全く問題ありません。タグに「クトゥルフ」とかを入れていないのも、そこまで関連があるとは言えない作りになっているからです。
ただ、元ネタがホラーなのに対して、こっちはものすごくのんびりしたやりとりをしているので、知っていたらそのギャップは笑えるだろうとは思いますが。
6.儀式の準備をするへの応援コメント
>オーケー。いつでもいける」
ベーシスト、軽妙 笑
さて……いま劇中Opethの曲を聴いておりまして。おそらく人生で任意で聴くのは初めてだと思います。
一聴の印象は想ったより明るくてテンポもいい感じ。知ってる限りではPorcupine Treeに似てるなと思って検索したらプロジェクト組んでたりしたので、我が耳まだまだイケてるなと思った次第です。すいません脱線。
作者からの返信
ここでOPETHの"Harvest"を出したのは、完全に私の趣味ですね。OPETHでは1、2を争うくらい好きな曲です。絶対知らんだろと思いつつ、知っている人がいたら面白いなあと。
しかしよく考えると、真野魚尾さんの影響で、OPETHを知っている人が読む可能性がちょっと上がっているわけですね。
ドス暗い曲をやるのはまずいから、仄暗いくらいのリフを弾こうと言ってこの曲を引き合いに出しているのは、まあ適切な表現だと思います。
この"Harvest"が収録されている"Blackwater Park"というアルバムは、Porcupine TreeのSteven Wilsonがプロデュースしています。なのでOPETHのアルバムの中では、もっともPorcupine Tree味が強いアルバムと言えるかもしれません。
編集済
4.「お食事処・ご宿泊」への来客への応援コメント
本エピソードへの感想から外れて申し訳ないんですが。
返事をためらうベーシストが、カクヨムで応援などに慎重な涼格さまそのものって感じがしました笑
作者からの返信
宿でいきなりドアをノックされたら、そりゃあ警戒するんじゃないか、くらい考えて書いたんですけど、私と似ているのは考えませんでした。
自分の作ったキャラはどうにしても自分に似るものなので、いつも意識的に外そうとしているんですけど、そこは全然考えていませんでした。なるほど。
なお、たぶん私は、宿でいきなりドアをノックされたら反射的に返事すると思います。家のインターホンに対しては返事をする前に絶対相手を確認しますが、宿では警戒していないですね。
1.漁村1丁目6番地への応援コメント
ベーシスト、東尋坊へ行く
このツカミすごいですね……
作者からの返信
正月休みに東尋坊に遊びに行くバンドは、そういないと思います。仲がいいんだかなんなんだか。
このバンドはちゃんと設定を考えてあって、これで作品を書けないかなあと思っています。
8.おしまいへの応援コメント
>あのフードの人達の仲間が、例の儀式に使うために買ったんじゃないかなと私は思っている。
ふふふ…結びも可笑しいです。
なんていうか、ホラーのような昔話のようなお話で面白かったです。
って、「その涙さえ命の色」という題名が、このストーリーの何処と結びついていたのかしばし考えましたがわかりませんでした(^^;
作者からの返信
この作品はもともと自主企画に参加して書いた作品で、このタイトルがお題として出されて、それを基に作品を書く、というものでした。
私はさんざん迷った挙げ句、タイトルの内容をあえて本文には書かないという形を取りました。ミステリーのトリックと同じで、知っていれば一応解けるけど、知らないとまず無理でしょう。
ミステリーなら解答編が付くわけですが、この作品にとってこの謎解きは重要ではないので、特に触れていません。
ギターのピックにはいくつか種類があって、そのひとつが涙型、ティアドロップというのですが、あれがもらったギターと同じく錦鯉の柄だった、というのが、タイトルに絡んできます。
作中では特になんとも書いていませんけど、結構あのギターはフードの人たちにとって大事なものだったようで、それを持ち出してきて、知らない人に使わせ、進呈するくらい、あの儀式は彼らにとって大事なものだったらしい、ということを匂わせるタイトルになっているわけですね。
コンテストに出す際にタイトルを変えようかとも思ったのですけど、もともとこのタイトルから思い付いた作品なので、いざ変えようとすると何も思いつかなかったんですよね。それで、そのままにしています。
4.「お食事処・ご宿泊」への来客への応援コメント
ふふふ…思ってもみない展開です。
>楽器を演奏して見送る方が必要
この提案が可笑しい。
作者からの返信
メンバーが急に足りなくなって、たまたまその辺にいた人がヘルプで入るのは、バンドではわりとあることらしいです。
でも、謎の儀式のヘルプに呼ばれることはそうないでしょうね。
8.おしまいへの応援コメント
これで結び……!まさかのハッピーエンドでした。
漁村は魚人さんが人間界で滞在するための村で、時々ああして魚界(魚界……?)に里帰りするのかしら。
妄想が止まらなくなる作品です。ありがとうございました。
作者からの返信
結局なんだったかのはよくわからないままですが、とりあえずみんな無事で、そこそこ満足して終わるという意味ではハッピーエンドですね。
この作品が平和に終わるのは、主人公があんまりいろいろ知りたがったり、首を突っ込もうとしないからだとも思います。
ホラーではしばしば、余計なことを知りすぎたために残念な事件が起きたりしますからね。
書きようによっては、この村の謎を暴いたりする展開もありえたわけですけど、主人公は明日帰りたいだけですし、演奏を頼まれたから演奏しただけのことなので、謎を謎のまま放置するのは、しごくまっとうだと思うんですよね。