Leave me alone.

沸々と湧き起こる怒りは無理に鎮めなくていい。
滾り続ける憤怒で泥土を熔解し尽くせばいい。

やがてマグマは噴出し、沃野を焦土と化して未だ目覚めぬ人里に迫り来るだろう。

仲間たちに告ぐ。
目を醒ませ! 真贋を見極めよ!
不条理に気づいたら、直ちにこの『闘争』に参加せよ。


上記は、松本貴由氏の詩『闘争』に出逢った時、天啓のように閃いた文です。
もしかしたら、似た想いで悔しさを胸に秘めたまま、真摯に創作活動をしている作家さんがいるのかもしれないと思いました。

読後、脳裡に去来するものは、共感か、後ろめたさか、開き直り、はたまた無自覚か。

偽りも飾りもない胸奥の叫びです。
『闘争』
是非、ご一読ください。