静かなところで集中したいという話

静かなところで集中したい。してみたい。とか言いながら、私はどうせ集中出来ないことを知っている。私は音のない場所で落ち着けない。書くときも延々とヒロアカをネトフリで流し続けたり、YouTubeで怖い話を流し続けたりして人の声を摂取し続けている人間だ。


思い返せば子どもの頃から私はそういう人間で、勉強するときなどもテレビを消したことなんて一度も無かったし、注意をされた経験もない。注意されるようになったのは大人になってというか、結婚してからで、よくそれで集中出来るよねと言われてびっくりしたくらいだ。


逆にみんなはしんとした場所で集中しているの? 音楽も何も無しに? と思ってしまった私。


だから音もなく作業音だけが響く場所で書くということに集中してみたいという欲望だけある。出来ないので、これは無い物ねだりなのだけれど。今、これを書いている瞬間はヒロアカを聞き流している。今シーズン4の佳境。聞き流していると話入ってこなくない? って訊かれることもあるんだけれど、そもそも初見のアニメとかは聞き流さない。ヒロアカはもう5周以上見ているから内容を覚えているので聞き流しても断片で物語が分かる。


YouTubeとかは初見でも聞き流すけれど、そもそも聞き流す程度でちょうどいいのがYouTubeの動画だと思っている。真剣に見たって生産性上がらないだろうな、と。上がるものもあるんだろうけれど、私は別にそれを求めてないので。娯楽でいいな。


かわりに小説を書くことには真剣に向き合っている。私は正直、器用な人間ではないから、一度書きたいと思ったものをしっかり書き切らないと次に進めないらしいということが最近分かった。ずっとそれが頭に引っかかるのだ。


今は3月末に向けて、書いている。出来れば開運日だという3月15日には郵便局へ持っていきたいと思う。郵送応募は初めてだからまた、どきどきするな。頑張ろう。

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