解決しようとする問題は、彼が思っていた以上に遥かに大きく重いものだった

オカルト研究部の存続のため、主人公は、ある事件に挑むことになった。
彼の後輩が住む家(お屋敷)に取り憑く悪霊から、彼女の家族を守るべく、彼は動く。

そこにいる霊たちの、それぞれの意味。
彼が、そこに深く関わるとき、過去にその場所で行われていた悍しい事実が明らかになる。

あなたは、その衝撃を直視できるだろうか。

描写がとにかく丁寧で、読者にも状況が想像しやすい。しかし、想像がしやすいということが、ホラーにおいて、何を意味するのか、かんがえてみてほしいのだ。

私は更新を追いながら読んでいたので、早く次を!と待っていた身だが、今なら一気読みができるので、ちょっと羨ましく思う。

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