第8話 UFO

UFO「(Unidentified Flying Object=未確認飛行物体)」


最近では

UAP「(Unidentified Aerial Phenomena=未確認空中現象)」

とも呼ばれているらしい。


宇治ヤマト、何度か、それらしき物を目撃している。


一度目は、小学生の頃だ。


夜に、叔父の車で駅から自宅へ帰る途中だった。

自分は助手席に座っていたのだが、真っ暗は空に、突然太陽と同じ位の光りがカッ!と輝いたのだ。

「えっ!?」と俺が声を上げると、叔父も

「今…光ったよな!?太陽…?な訳ないよな?真っ暗だし…」と…。


明らかに雷ではない。無論、月でもない。

調べたら新月の日だったのだ。

あれは一体、なんだったのだろう…?



二度目は中学生の頃だろうか、友人二人と、友人の母親が運転している車に乗っていた時の事だ。


友人の一人が、遠くの方にある大きい山の方を指差して「あれってなんだ!?」と言い出した。


俺ともう一人の友人と、その母親も山の方を見ると、まるで牡丹餅のような形の光りの塊が2個(2機?)、山裾と、山頂近くにあった。


牡丹餅のような形状と、遠くから(恐らく10kmほどの距離)見た大きさから、明らかに車のライト等ではない。大体、昼間である。


友人の一人は恐慌状態となり「母さん!早く逃げて!」と叫んでいた。

正直、自分もかなり怖かった記憶がある。




三度目はアルバイトの帰りで、外は真っ暗だった。


友人5名と徒歩で下宿先へ帰る途中の事だ。

「あの光り…、変じゃねえか?」と一人の友人が言い出した。


指差す方向を見ると、ある山の上空に無数の点滅する光りがあるのだ。飛び方が不規則なので、明らかに飛行機ではない…。


そのまま終わりではなく、光りは1ヵ所に集まりだして、最終的には光りの柱となったのだ。


「すげぇ!なんなんだ、あれは!?」と皆、口々に叫んでいた。

しばらくして、光りは消えたが皆の興奮はしばらく収まらなかった。



宇宙は広いから、やはりいるんだろうな異星人。


まあ、地底人説や、未来人説もあるらしい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る