異世界最強の魔剣使い-特別なユニークスキルでダンジョンマスターになった俺は、美少女ハーレムの楽園を望む異世界からの転生者である-

俺だけのユニークスキル ハーレムダンジョン

「俺だけの特別製ハーレムダンジョンに入れるユニークスキルをください」

女神は、汚物を見るような顔をしてこちらを見つめている。

「おっ、なんだその顔は、何でもいいのでユニークスキルを1つだけくれるって言ったのはそっちだからな。いいか俺はモテない。だからこそ俺はモテたいので、ハーレムのダンジョンに入りたいと言っているんだ」

はぁ〜とため息が聞こえてきたあとに女神が頭を抑え首を横に振る。

「分かりました。こちらの方で上と相談させていただきます」

よっしゃとガッツポーズをとる俺をふたたび見下す女神。

「ハーレムは男の憧れなんだから頼むよ。このとおり」

両手を合わせて見下してくる女神にお祈りをする。お願いします。お願いします。神様、仏様、

女神様。

「あっ、いま上と相談した結果がきました。では、ダンジョンに入るためのパスワードを設定しましょうか？」

「なんだよ、パスワードって俺だけ楽園でいいんじゃね」

「異世界転生したあとダンジョンの前に転送するようにこちらのほうで手配させていただきます」

「ありがとうございます！！」

ついに俺は異世界に転生するのか。

前世ではブラック企業に勤め身体を酷使してまで業務を行なった結果、過労死してしまった。

異世界で俺だけのハーレムダンジョンに入りモテまくるという俺のプラン、また、異世界を何かしらで無双するのもありだな。異世界転生主人公なら常識だよね。

「ただのハーレムではこちらとしては異世界転生主人公として活動を認められないので、魔剣はいかがでしょうか？」

「魔剣？」

魔剣って例えば、暗黒龍のウロコで作製された

剣。魔龍王剣ヴェストニアース。ひとたび振るえば大地を割り、大空を切り裂くと言われる。この剣を打った鍛冶師はもうこの世にはいない。みたいな？。

「いいじゃん、いいじゃん」

俺はワクワクしている。

「ではハーレムとセットにしておきます」

今、魔剣をくれるわけではないのか？

ほら、異世界特典として魔剣を最初から所持していて、いきなり最強のモンスターを何も分からずに魔剣で切ってしまう。という展開がありそうなのだけれども。

「これで俺はやがて最強になるだろう」

「ふふふっ。では異世界転生を始めます」

女神は微笑みながら言う。

その笑顔は童貞の俺には刺激が強すぎて思わず、

ドキッとしてしまったではないか。

スタイルもよくて顔も可愛いくて、オマケにいい匂いまでしている。

俺のハーレムに加えたいくらいだ。

俺の意識が遠くなっていくのを感じる。

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作品を最後まで

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