第12話 多発性肝嚢胞ってなんぞや

 多発性肝嚢胞は多発性嚢胞腎の合併症としてよく見られるものだそうな。

 こちらも良性の腫瘍なので、直ちに命を脅かすものではなく、基本的には経過観察だけ。


 ときどき嚢胞破裂やごく稀に感染、増大による圧迫や嘔吐などの症状がでてきたら治療対象(ただし対処療法)


 ちなみに、難病情報センターによると


 難治性疾患研究班情報(研究奨励分野)平成22年度(2010年)が最新情報で、その後なんの情報もない……


 明確な診断ガイドラインがないので、指定難病の基準も満たしていないそうな。


 まぁ、これも命に係わる病気じゃないし。肝機能が著しく悪くなるわけじゃない。


 ただ、私のケースだと圧迫症状が辛い。痛い……



 症状がでてきてからの治療法は穿刺吸引。このあたりは腎嚢胞と一緒。

 あとは肝部分切除、肝移植および動脈塞栓術。


 肝臓は内蔵の中で唯一再生することができる臓器。

 部分切除はある程度の肝実質が残っていれば、再生して元の大きさに戻るそうな。すごいな肝臓。

 マウスを使った実験で12回も再生したらしい。すごいな肝臓!


 しかし部分切除しても開窓術をしても再発リスクはある。てか症例みていると多発例はわりと再発している。

 動脈塞栓術はできる病院が少ないけど、効果があるらしい。(まだ自分もちゃんと調べ切れていない)

 ADPKDのガイドラインにも特殊治療として書かれていた。


 もっといろいろ調べないとなぁ。

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