第35話 ヘイトを貯めるキャラって書くのツラい…

 追放モノとか復讐モノとか、いわゆるザマァ展開に必要なことって、「自業自得に陥るキャラ」を作り出すコトらしいんですよね。


 どれだけ嫌なヤツを作れるかで、ザマァ展開の時のスカッと具合が変わる…て。


 だけど、単純な話、嫌なヤツって書くのキツくないですか?(笑


 お互いの主義が相反してるから激突する、てヤツの方が断然書きやすいんだけども、悪役令嬢モノを書いてるんで、もしかしてザマァみたいなの必須なのかなとかと、ふと気付いてしまったりしたわけなんですよ。


 婚約破棄してきた王子様と泥棒猫にザマァすんのがデフォだったのかな、とかと。


 別に無くても構わんだろー?とかって鷹揚に構えてたから、もしかしてコレが無いと読者が期待外れと思ってブラバしちゃうかも知れないと知って、悩んでます。


 作品レビュー系のYouTuberさんのご意見で、冒頭序盤に提示された「お薦め要素」ってヤツを、読者はお目当てにしてその後を読んでいくんだから、その要素がちゃんと最後まで持続しないといけないって仰ってて、これも守れてるかどうか自信喪失してます。


 冒頭に提示される要素……断罪イベントで開始して、追放後の成り上がりサクセスストーリーに突入っていうベタすぎる内訳になってるだけなんだけども。


 でもヘイトイベントはひとっつもないと思うんですよね、そういう気分じゃないから入れなかったし。それが失敗の元、てことになる可能性はありそう…




 不安になるから書き始めた後は何も入れないっての、大事ですね。ホント。


 新年に入ってから、執筆ペースがガクンと落ちました。不安になる要素、他の作品とかを気にしたらソレを収集したり悩んだりで時間を大きくロスしますわ。


 それと解っていたから、書き上げてから発表しよう!とか息巻いていたのになんたる本末転倒でせう。orz


 今、私に必要なのは他者の作品や感想ではなく、関連資料だけ。それ以外に手を伸ばさない強い意志が必要だと痛感しますわ。それでなくても家人が居る日は一行も書けないのに…


 一週間のうちまともに書ける日は二日ないし三日。その貴重な一日を、家人が居ても出来るようなネットサーフィンで潰してしまってるこの十日あまりでした。


 反省っ。



 もうこれぜったいカクコン間に合わない。ストレスの元だし本末転倒だしですっぱり諦めるわ。土台、二ヶ月で一作なんてのが無理な目標設定だったんや。


 てことで、次のコンテストいつでしたっけ~?(足掻くだけは足掻いてみる)


 いや~、自分の執筆ペースというか、一作書くのに何ヶ月掛かるかっての、おおよそでも把握しとかないとダメですねぇ。



 私、今、ヘイト展開ほんっっとうに読みたくないんで、ネガティブゼロですわ、悪役令嬢なのに。(笑


 ネガティブゼロは言い過ぎでした。中世世界が舞台でストレスな時代背景がないわけがない、という部分はさすがに拭い切れませんもんね…

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