第7話 WEB小説の書き方

 というのが今回のタイトルです。


 しかし、ここで創作論を語るつもりはありません。

 あくまで、わたし個人が感じたエッセイです。


 なので、小説の書き方を勉強したいという方はごめんなさい。



 小説投稿サイトに登録しようか考えていたいた頃。

 試しに作品を読んで驚きました。


「なに、これ……?」


 という感じです。


 タイトルの長さや内容に驚いたわけではありません。


 その書き方に、びっくりしたのです。


 中でも『空白の行』と『地の文』に目を丸くしました。



 ①空白の行


 新人賞などの原稿では、意味のない空白の行は使いません。

 使うとしても場面が変わるなど、区切りとしての意味があります。


 それがWEB小説では、意味のない空白の行を使うんです。しかも大量に。

 なんでも、読者に圧迫感を与えないためとか、読みやすくするとか、そういった理由らしいです。


 これは今でも慣れないルール?ですね。



 ②地の文


 WEB小説の読者は地の文を嫌うらしいです。


 情景描写は少なければ少ないほど良しとされています。


 ファンタジーに限った話ですが、ナーロッパなる概念が浸透しているとか。


 ナーロッパは、小説家になろうで確立された概念です。中世ヨーロッパ風で、ゲームのドラゴンクエストに世界観が似ていると言われています。


 そして、このナーロッパの概念を読者が共有していることにより、地の文を削減する文化が出来上がっているらしい。


 だからナーロッパ以外の世界観は、ファンタジーではウケないと言われているそうです。


 また、人物描写も一行で済ませるのが理想だとか。



 というのを、調べたから知っています。

 そう、頭ではわかっているんです。


 だけど、わたしはできていません。


 書いているのはファンタジーでも世界観はナーロッパではないし、人物描写も短くはないです。


 だからダメなのかなー?

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