第6話 虚無への供物――幻のアドニス版

「虚無への供物」中井英夫

アンチミステリーの傑作。薔薇とサファイア。日本三大奇書のひとつ。



そんなことより、私が知りたいのはのことなのですよ!


・ゲイ雑誌「アドニス」に「虚無への供物」の原型が掲載された。

・それは第四回まである。

・「小説推理」2005年1月号に、さいしょの二回ぶんが掲載された。



聞くところによると、アリョーシャ総攻めらしいじゃないですか。


え、ええ~……?


……さすがは中井先生です! 誰も思いつかない! ファンタスティック!


死ぬまでに読みたい本リストに入れておきましょう。



出版社の方は、こういう名著を刊行してくださいよ~。

売れるにきまってるじゃないですか。小説推理もすぐ売り切れたそうですし。



そうそう、三島由紀夫が榊山保名義で書いた「愛の処刑」は読んだことありますよ。


ワキガフェチなんでしょうかね。

なんかもう、ツンと匂ってきそうな文章。

それで、クライマックスが切腹。


映画化もされてるそうで……。(画像あり)

https://enkpromotion.info/html/1005.html


「愛の処刑」は「決定版 三島由紀夫全集〈補巻〉補遺・索引」に入っているので、お近くの図書館で読めるかもしれませんね。

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