美味しい食器で召し上がれ

向野こはる

はじめに




 皆様には、お気に入りの食器、というのはあるだろうか。



 私のお気に入りは、葉っぱの形をした、緑と青のグラデーションが入ったガラス製皿である。

 主に果物を食べる用途で使用していて、それで良くデラウェアを食べていた。

 大体セットで出されていた、ブドウが描いてある大きめのグラスも大好きで、こちらは良くカルピスを飲んでいた。

 

 それから、小学校の修学旅行で絵付け体験をした、湯呑みである。

 長く愛用していて、これが割れたら泣いてしまう自信がある。

 家庭の介護事情で、破損の危険があった時も、心配すぎてリュックに入れて持ち歩いていた程に愛着がある。

 

 お気に入りの食器という定義も、人それぞれだろう。

 

 何を食べる・飲むのもこれが一番! もあるだろうし、これを食べる・飲むならやっぱこれでしょ! という事もあると思う。私のお気に入り定義は後者だ。




 このエッセイ(とも言えない)は、料理に合わせて食器を変えてみるのも、なかなか乙な物ですぜ、と言う食いしん坊の呟きである。


 私自身、食器に関する詳しい知識は無い。

 なので難しい話ではなく、ご飯茶碗でカレーを食べるより、カレー皿でもりもり食べる方が、きっと美味しいよね、程度の話しかしていないので、安心してほしい。


 ゆるっと読んでいただけたら幸いだ。


 


 

 


 

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