第6話 どうすればいいの?

結局。

被害者は、どうすればいいのでしょうか?


私は。

無責任ですが。


正解は言えません。


だけど。

私の体験を少しだけ。


※※※※※※※※※※※※※※※


私の場合ですが。

上司に報告するたびに。


「何、言ってるのか分かんねぇ!」


毎回。

そうでした。


分れよ!

こんな単純な報告。


分かろうとしないのは。

見え見えで。


その度に、わざわざ。

パワーポイント(アニメーションも作って)で報告書を作成して。


週末も休まる日はありませんでした。


結局。

アイツは。


自己満足で。

社長とかに「部下にやらせた感」を出したかったのでしょう。


五年くらいでしたかね。

ずっと、耐えながら。


私はスキルを磨きました。


どんな人にでも。

結果、一目で分かる報告書を作成できるようになりました。


今では。

新しい社長にも絶賛されております。


「手前みそ」では無く。


最近は仕事もしやすくて。

楽しい毎日です。


嫌なアイツは。

別の部署に異動しておりますが。


あっ・・・。

勘違いしないでください。


アイツに鍛えられたという、おかげではないのです。


説明不足ですが。

ある時、気づいたのです。


アイツに嫌な想いをしているのも。

自分の気持ちのせいだと。


そうです。

自分が気にしなければ、いいのです。


ある時から。

アイツに何を言われても。


いや、逆に積極的に。

要望以上のレポートを作成することにしたのです。


特に。


その場を逃れる気持ちではなくて。

自主的に作業をするようにしたのです。


やらされるのではなく。


すると。

知らない内に。


社内の評価が上がっていたのです。


何が言いたいのかと。

皆様は思うのかもしれませんが。


大切なのは。

自分の気持ち。


虐められようとも。

自分がやりたいことを。


堂々と。

実行することが重要なのです。


打ちひしがれて。

クタクタだけど。


ガンバレ!


嫌なアイツは見ないで。

自分を、何よりも自分の心のままに。


力を振り絞ってみてください。


きっと。

無駄にはならないです。


恨みよりも。

自分を愛してください。


貴方は。

世界一、頑張っているのですから。


大丈夫。

ですよ。


きっと。

分かっている人はいます。


どうか。


自分を責めないで。

自分を愛してください。


貴方の人生を。


どうか。

大切にしてください。

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