Aパート

セ「改めましてごきげんよう、黒本聖南です」


ド「ごきげんようでございますわ、ドナルドです☀️」

ド「ぐわぁ」


セ「お嬢様キャラにアヒルの個性まで」

セ「さすがだぜドナルド」


ド「どnAルDぉですから★」


セ「本当に打ち込むぜドナルド」

セ「改めてもう一度、今回のラジオは生放送、ではなく事前収録したものを投稿放送していきます」


ド「お手数おかけ致します」

ド「事前収録ありがたいですね」


セ「生放送は我々にはハードル高いっすからね」

セ「なかなか、予定通りに進まなかったりで、ちょっと山を舐めていたかもしれないっす」


ド「ホホホ★」

ド「凄いことになりましたわね」


セ「今回我々、奥多摩湖まで行ったんですが、駅に着くまでが大変で、何度か乗り換えることに」


ド「まず待ち合わせでお互いをなかなか見つけられなかったのですわ」


セ「合流できた奇跡よ」


ド「明日~♪ 中央線のホーム6ヵ所くらいあるのでは? と思った~」


セ「隣でずっとあの青春ソング歌ってやす。フリーダムだぜドナルド」


ド「ダムダム←華麗なドリブル」

ド「調子■■■~♪」

ド「降車不要とネットには書いてたのにね……」


セ「伏せ字にしますた」

セ「大好きなバスケアニメなのに一瞬何の曲か分からんかった……くっ」

セ「めちゃんこ降りて乗りましたね、ブラッドリー何故だ」


ド「ドナルドのうた」

ド「口コミ」

ド「評価 焼きナス0.25」

ド「コメント ハッキリ言って下手 超音波かと思った」


セ「誰だ、誰がそんな酷い口コミを」

セ「初めて知ったよ、焼きナスに並々ならぬ恨みがあるのを」

セ「すぐ生贄にしようとするんですよ、焼きナスを!」

セ「奥多摩湖までの道中何度もなす」


ド「漬物のナスは好き」

ド「by内なるドナルド」


セ「好きなナスもいたようです、ほっ」

セ「奥多摩駅に着いてから奥多摩湖まで徒歩で行きまして、あまりにも遠い道のりにお互い奇声上げて、合間にナスを生贄にすれば濁流治まるみたいな与太話をしていたわけです」

セ「山を舐めていやした」


ド「※注意 濁流は聖南さんのみ見えています。お疲れなのですわ」


セ「てへ」

セ「そんなこんなで、我々以外に人が一人もいない道を進み、急斜面をのぼりおりし、犬に吠えられて……3時間くらい?」

セ「どうにか無事に着きました!」


ド「遭遇した飼い犬2匹ともに吠えられた!!」

ド「ナゼ? イノセントな魅力が伝わらなかったのかしら??」


セ「でも可愛かったな、犬。犬派のほざきなす」


ド「さすが犬派やさしいご感想ですわ👏」

ド「急斜面おヤバかったですわね」


セ「大小様々な石ころに転びそうになりやした。平らな道をどれだけ求めたことか」

セ「道によっては柵ない所もあって、やっべーなと思いながら足動かしたなす」


ド「設置されている所も期待はできないですし、なによりも大量の虫!!」


セ「虫にはめちゃんこ襲われました」

セ「頭や服に何度も被弾して! きー!」


ド「カラスは見かけずですわ、エサがいっぱい飛んでるのにもったいない!!」


セ「カラスめ、何故いないんだ」

セ「そういえば鳥は見ませんでしたね」

セ「鹿に遭遇したらしいけれども」


ド「心臓が久々の重労働であやうかったこと。朝ごはんを食べてくるべきでしたわ」

ド「遭遇した鹿は強そうだったので美味しそうとは思わなかった」


セ「ぎゃああああ何か食べて! 胃に入れて!」

セ「確か鹿肉食べたかったんだよね?」

セ「わてはお肉ミンチじゃないと食べられないけど」


ド「思いやりの言葉に感謝」

ド「鹿肉……どんなお味なのでしょう?」

ド「ミンチがあったら試さない?」


セ「どうしよっかな……あれば試そう!」


ド「ヤッター!!」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る