第53話 エピローグ/ますます不思議な黒光さん 🪻への応援コメント
上月さま 完結お疲れさまでした。
中村屋の名は知ってはいましたが、創業者の黒光さんに関してはまったく知識がありませんでした。この作品でひととなりを知り驚きの連続でした。明治のあの時代に己を思うがままに貫き通した女性の(共感できない部分もありましたが)その生き方はお見事と言うしかありません。上月さまの物語の構成、世界観の表現がまたお見事で、今回も学ぶことばかりでした。素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
あんらん。さん、ずっと力強く応援してくださってありがとうございます。
拙い筆致にも言及していただいて、どんなに励ましていただいたでしょう。
黒光さんとのおつきあいは仕事時代からですので、かれこれ数十年になりますが、ご承知のように非の打ち所がない大先達というわけではありませんので(笑)ついつい敬遠しておりました。
あらためて波瀾の生涯を掘り下げさせていただき、ご家族など周囲の人物群像を含め、漫然と思っていた印象とはだいぶ様相が異なることに気づきました。後世に伝えられている風評が一面的であることに義憤めいた思いも……。
固有名詞が多くて読みにくかったと思います。
さいごまで本当にありがとうございました。
第53話 エピローグ/ますます不思議な黒光さん 🪻への応援コメント
完結おめでとうございます。
執筆お疲れさまでした。
中村屋の創始者ってどんな人?と興味を持って読ませて頂きましたが、想像したような女性ではなく驚きの連発でした。
でも目の前のことにその都度必死になったり夢中になったりしているのは、単純に凄いパワーだなぁと感嘆しました。振り回される周りは大変そうでしたが…(笑)。
読ませて頂きありがとうございました。
作者からの返信
幸まるさん、拙作に懲りずにおつきあいいただき、ありがとうございます。
過去の定まった歴史の人ですから客観的に書かせていただきましたが、そういうおまえはどうなんだと言われたら、ちょっと返答に詰まるかもです。(笑)
第53話 エピローグ/ますます不思議な黒光さん 🪻への応援コメント
完結お疲れ様です。
興味深く読ませていただきました。
黒光さん、ドン引きするようなところもありますが、いつも、何かをもとめながら、がむしゃらに生きた女性のように思います。
そういうエネルギッシュなところ、現代の私達には欠けているかもしれません。
また、素敵な作品をお待ちしております。ありがとうございました。
作者からの返信
簪ぴあのさん、いつも温かな応援をありがとうございます。
本当にねえ、仰せのとおりドン引きするところが多い黒光さんで……。
身近にこういう人がいたら、ちょっと疲れるかもですよね~。( ^)o(^ )
第53話 エピローグ/ますます不思議な黒光さん 🪻への応援コメント
完走お疲れ様でした!
人間って難しいですねぇ。が、このお話を拝読して感じた感想です。ただ幸せなだけでなく、不幸なだけでなく……
今度、新宿に行く事があったら、中村屋に行ってみますね。
作者からの返信
@Teturoさん、拙い作品を完読してくださってありがとうございます。
本当に仰せのとおり、なにが正解でなにが誤りなのか……そこにこそ人生の妙味があると言えるような気もしないではありません。
わたしも久しぶりに新宿へ行ったみたいです。
第52話 自叙伝『黙移』への評価は是非二分される 📚への応援コメント
波瀾万丈な人生を強気で乗り切った黒光さんという印象です。何があっても貫き通す生き方に、したたかさと共に清々しささえ感じます。
作者からの返信
あんらん。さん、拙稿にずっとおつきあいいただきまして、ありがとうございます。
拾おうと思えば細かい出来事がまだたくさんあったのですが、あまり長くなると、かえって分かりづらくなりそうで、明日のエピローグで〆させていただきます。
第51話 獅子身中の虫・虎雄の恋に黒光は猛反対 🍒への応援コメント
「・・もっとも似た者同士であるがゆえ反りが合わない・・」親子の確執の、これが全てなのですね。辛い、ただただ辛いな。そして悲劇の結末が脳裏を掠めますが。
作者からの返信
あんらん。さん、そうなんですよね、お互いに自分の姿を鏡のように見させられているがゆえに、いちいちの考え方や言動が許せないのかもしれませんね。
黒光さんも人前で息子の恋を謗ったりしないほうがいいと思うのですが……。
第51話 獅子身中の虫・虎雄の恋に黒光は猛反対 🍒への応援コメント
苛烈な親子喧嘩ですね…(汗)。
今度こそ落ち着いて欲しいと思いつつ、その恋は許せないのですね。よく駆け落ちしなかったなぁ…なんて思ってしまいます。
作者からの返信
幸まるさん、はい~、そうですね、なんともはやな……。(;_;)/~~~
プライドのかたまりの黒光さん、自身でも制御しようがないのでは?
第49話 外に目が向く黒光に徹底反抗する末子・虎雄 🐏 への応援コメント
ずい分昔「明治の女は強し」とどこかで聞いたことがありますが、妻としても母としても圧倒的な強さをみせる黒光さんですね。
作者からの返信
あんらん。さん、仰せのとおり、ここまで来ると「すごい!!」という感じ。
そういう母親に逆らいたくなる息子の気持ち、わかるような気がします。
第46話 インド人革命家・ボースと俊子の結婚 👰への応援コメント
ボースさんと俊子さんが、相思相愛だったんじゃないですかね。
それなら黒光さんも、止めないでしょうし。
作者からの返信
@Teturoさん、各種資料には書かれていませんので、なんとも……。
生まれついて薄幸な俊子さんのためにも、そう思いたいですよね~。
第46話 インド人革命家・ボースと俊子の結婚 👰への応援コメント
う~んここにきて黒光さんの心情が理解できないわたしです。義憤?向こう見ず?良い恰好しい?自己顕示・・・嵐を呼ぶ女かもです。
作者からの返信
あんらん。さん、すみません、ご心配をおかけしまして。
正直、この先の行動はわたしにも……。($・・)/~~~
第45話 中村屋サロンのはじまりと画家・中村彝のこと ☕への応援コメント
些末な部分に引っかかるようですが、「九人目の子」って、どうなんですかねえ…。
自動販売機じゃあるまいし。当時の「夫」は何を考えているのか、いや、何も考えてないのでしょうね。
作者からの返信
@aono-haijiさん、そうなんです、妻の身体をどう思っているのか……。
あの時代、たとえば牧野富太郎さんも同様な子沢山で興ざめしました。
第44話 木下尚江の勧めで岡田式静坐法に入れこむ 🧘♀️への応援コメント
こんな状態でもさらに出産!?と慄きました。
『岡田式静坐法』に入れ込む…。
心身共に追い詰められると、宗教にのめり込みがち…という感じに近いのでしょうか。
作者からの返信
幸まるさん、よくぞ気づいてくださいました。
その一点において愛蔵の人格が……。(´-ω-`)
仰せのとおり、ほぼ宗教と見てよろしいかと。
第42話 代表作『女』をのこし三十一歳の碌山逝く ⛪への応援コメント
碌山さん、残念でした。
気の優しい素敵な人から先に、神様に呼ばれちゃうんですねぇ。
あらヤダ、僕、死ねるんでしょうか?
作者からの返信
@Teturoさん、碌山さんへのお言葉をありがとうございます。
仰せのとおり神は素敵な人をおそばに置きたいのでしょうか。
第43話 黒光はなぜ抽斗の碌山の日記を処分したのか 📓への応援コメント
高村光太郎さんがそんなこと言われましたか。このお話はつくづくびっくり箱ですね。というよりも、一般大衆はボーっと一点しか見ていないということかもしれません。しかし芸術家の残した記録を焼いてしまったとすれば、後世の研究者にとっては残念極まりないことでしょうね。
作者からの返信
@aono-haijiさん、そうですね、喧伝されるイメージとちがいますよね~。
一方で東京には空がないとか言っちゃって……。( ^^) _旦~~
黒光さんのあの行動は謎で、糾弾されても仕方ないと思います。
第42話 代表作『女』をのこし三十一歳の碌山逝く ⛪への応援コメント
安曇野に碌山氏の美術館があるんですね。ネットでみましたらその荘厳な佇まいに惹かれ是非ともいつか訪れたく思われました。30歳という若さでの死去はあまりに無念だったろうなと胸が痛みますね。
作者からの返信
あんらん。さん、いつも応援をありがとうございます。
碌山館、とてもすてきなところですので、ぜひぜひ。
わたしが行ったときは館内にほとんどだれもいず「女」「デスペア」などの名彫刻群が黙って迎えてくれました。
第18話 一羽の大きな黒い鳥のような退屈 🐦⬛への応援コメント
周りの人々や出来事を、鋭く見つめるお良の視線。
私は好きです。
作者からの返信
たてのつくしさん、お良への応援をありがとうございます。
たぶん相当に頭のいい人で、流されたりしないのでしょうね。
第40話 文展三等賞に輝いた碌山の「文覚」だが…… 🥉への応援コメント
男女間のあれこれは思いもよらぬことばかりで。今後の成り行きが気になるところですが、黒光さんは案外現実をみている方のよううなので、碌山氏の想いは芸術に昇華されることになるのでしょうか。
作者からの返信
あんらん。さん、仰せのとおり黒光さんは現実主義者のようです。
それならそれできっぱりと……というのが周囲の見方でしょうか。
第40話 文展三等賞に輝いた碌山の「文覚」だが…… 🥉への応援コメント
夫婦間のことは、結局その夫婦にしか分からない…というところでしょうか。
笑い事ではないですが、碌山の困惑が…、大変そうです。
作者からの返信
幸まるさん、そうですね、こう書いている筆者にも……。
碌山さん、思いこみの激しい芸術家体質が厄介ですね~。
第40話 文展三等賞に輝いた碌山の「文覚」だが…… 🥉への応援コメント
やっと追いつきました。これからも楽しみにしていますね。
それにしても恋愛って、昔も今も大変ですねぇ。
作者からの返信
@Teturoさん、ぷふっ。(* ´艸`)
愉快なコメント&たくさんの星をありがとうございます。
第38話 穂高における愛蔵の相手は親せき筋の女 🦊への応援コメント
愛蔵さもそんなでしたか・・・┐(´д`)┌ヤレヤレ。それにしても母は強しの黒光さん。行動力が半端ないです。
作者からの返信
あんらん。さん、そうなんです、愛蔵さも。(笑)
これは序の口で、さすがは安兵衛の弟という……。
第37話 国木田独歩をめぐる恋愛スキャンダル 🎩への応援コメント
信子が母を名乗らないというのは、ちょっと想像の域に入りませんね。波乱万丈に生きた黒光が、こと恋愛に関しては凡庸に見えてしまう。昔の人は今より保守的という考えは真逆な幻想だと思いますが、それにしても信子のように、現代人も遠く及ばない奔放な恋愛をした人がいた。これはもう、一つのロマンですね。
作者からの返信
@aono-haijiさん、はい、仰せのとおりですよね。
独歩がいやだから娘もというのでは、母親としてあまりに身勝手……。
自覚がないうちに母親になったといっても弁解にはなりませんしねえ。
有島武郎も小説にするくらいですから、よほどドラマティックだったのでしょうか。
第37話 国木田独歩をめぐる恋愛スキャンダル 🎩への応援コメント
以前も感じた事ではありますが、明治期の男女のなんと奔放なこと。
時代の軛が崩壊した後の自由を謳歌しているのでしょうか。
そしてまた何度も思う事ですが、今の世も時代の転換期明治と同じ状況のような気がしてきます。
作者からの返信
あんらん。さん、たしかにそうですよね~。
どういう教育のすりこみによるものか(笑)なんとなくモラルや規範が、ひどくきびしい時代だったという気がしていましたが、なかなかどうして。
仰せのとおり、のちの世から見れば、現代も端境期かもしれませんね。
第36話 付属高女の海老茶式部も小僧の文久銭も同じ ⚖️ への応援コメント
担ぎ出されやすいタイプってありそうですね。上からも下からも横からもコントロールしやすい人が自己責任問われない世界に持ち上げられて、その気になってしまうんです。だいたいあの世界は「群れることが大好き」な人たちばかり。社会にとり残された「少数」の苦しみなんて分かろうともしないし、分かるわけがないのです。
作者からの返信
@aono-haijiさん、痛快な(笑)コメントをありがとうございます。
愛蔵さんは喜んで担ぎ出されたがる人だったのではないでしょうか。
一度フロックコートを着たら堕落するという黒光さんの方が賢くて。
仰せのとおり、ひとりではなにも出来ないから群れたがるので……。
第3話 ひとつとや人よりきれいなお良さん 📖への応援コメント
>家が困窮して遊郭に売られた
辛い時代ですよねぇ。
作者からの返信
@Teturoさん、コメントをありがとうございます。
はい、歴史に消え去った悲哀がたくさんに……。
第33話 安兵衛のセクハラを愛蔵も知っていたはずで 🐄への応援コメント
まずはよかったなと。これからがお良さんの本領発揮なのですね。
ところで喘息ですが、過度なストレスからくる神経性の気管支喘息も重篤になるものがあるそうですが、きっとお良さんのもそうだったのではと思います。
作者からの返信
あんらん。さん、いつも主人公に寄り添ってくださってありがとうございます。
本人も認めているように実践派なので、働きが目に見えて分かる商売が合っていると思います。
過度なストレスからくる神経性の気管支喘息、きっとそうですよね。
当時はまだストレスの概念も普及していなかったかもしれませんね。
第32話 上京は許してやるが、俊子は置いてゆけ 🛣️への応援コメント
親子を引き裂くなんて、とても考えられないこと。親子とも生涯それを背負って生きていくことになるのに。昔はそういうこと普通にやってましたけどね…。
作者からの返信
@aono-haijiさん、本当に仰せのとおりの時代がありましたね~。
大人のエゴで後進の未来を左右する……安兵衛さんも相当です。
第31話 ああ、汝田舎よ、いかに険悪で猥雑なるよ 🪶への応援コメント
男女問わず、よそ者に辛い田舎というのはこの明治期からなのでしょうか。
様々な差別が激しくなってきたのは明治の世からだというコラムをずい分前に読んだことがありますが。
時代の変化に乗れるもの乗れないもの。アップデート出来る者出来ない者の間に生まれてくるフラストレーションを他者で解消しようとする流れがこの差別につながっていくような気がします。現代も同じ状況のような気がします。
作者からの返信
あんらん。さん、いつも変わらぬご厚情をありがとうございます。
そうなんですね、近世以前のほうがやさしい社会だったんですね。
仰せのとおり、目障りな他者への攻撃でフラストレーションを解消するって、どこにもありそうですね。発想を変えて、その負のエネルギーを発展的な方向に使ったら、自分も周囲も幸せになれるのに、もったいないことです。
第7話 宮城女学校から豊壽叔母を頼って上京する 🚃 への応援コメント
何が起きたかではなく、それをどう受け止め、どう対処したかで、人生って全く変わるんだなぁって、この章を読んで思いました。
くるをさんのこう言う小説、本当に大好きです。
作者からの返信
たてのつくしさん、過分なお言葉をいつもありがとうございます。
本当に仰せのとおり、人世に困った事態が起きることは防げませんが、対処によってその後が変わりますよね~。
第31話 ああ、汝田舎よ、いかに険悪で猥雑なるよ 🪶への応援コメント
若い頃に読んだ佐藤春夫の「田園の憂鬱」を思い出しました。あれは個人的な内面の問題だったように記憶してますが、このお話のような「田舎」の影響は当然あったでしょうね。
作者からの返信
@aono-haijiさん、面倒なもの(笑)の忍耐強いご高覧、ありがとうございます。
「田園の憂鬱」は未読ですが、戦時中、佐藤春夫さんも信州の佐久へ疎開していたので、もしかしたらそれも影響していたのでしょうか。
第2話 大玄関のお駕籠と祖父・星雄記の武勇伝 🦅への応援コメント
いつのまにかにこんな素晴らしい作品
文章はこれだけしっかり書けないと
やっぱりだめだわ
って思い知らされる感じです。
こういったしっかりした文章書きたいな。
こういう時に私は学がないって思うのです。
勉強になります。
作者からの返信
久路市恵さん、率直なコメントをありがとうございます。
わたしも学がないのです、ついでに言えば学歴も。(笑)
ただ知らないことを学ぶのが好きで、人世に行き暮れたときも逃避場所としての本の世界に入り浸り、それが多少は実になりつつあるかも知れません。
第25話 愛蔵の親友・井口喜源治と研成義塾の発足 🏫への応援コメント
納得できない環境なら自分の居場所は自分で作るべし。愛蔵さの男気、わたしも惚れ惚れいたしました。
作者からの返信
あんらん。さん、愛蔵に惚れ惚れしてくださってありがとうございます。
このあたりの発想は、東京で学んだセンスでしょうか、すばらしいです。
第24話 畏敬する中島湘煙さんゆかりの俊子の誕生 🎡への応援コメント
「らしいじい」「ずらよ」「ずらいのう」語尾がとっても味わいがあっていいですね。お良には、それがいちいち刺さったのでしょうけど。
作者からの返信
@aono-haijiさん、ご高覧と応援をありがとうございます。
この方言だけは、かなり自信があります。(笑)
第23話 南安曇基督教青年会&東穂高禁酒会の発足 🧩への応援コメント
井口喜源治氏の通われた「東京の明治法律学校」とはもしや今の朝ドラの舞台になっている学校でしょうか?
ともあれお良さんの伴侶はなかなかの活動家でしたのね。
作者からの返信
あんらん。さん、どうもそうみたいだな~と、わたしも。(笑)
ご丁寧にご高覧くださっていることがよく分かります。( *´艸`)
愛蔵さんという人、のちにはずいぶん変わるのでちょっとアレで。
第19話 花見の湧き水&榛の木林のやさしいひみつ 🌳への応援コメント
心のよりどころを見つけられて良かったなと思いますが、お良さんの、自然の中でしか解放されない所在なさ、孤独感に胸が痛みます。
作者からの返信
あんらん。さん、お良さんにお心を寄せてくださってありがとうございます。
通信手段もなかったあの時代、ひとり異郷に入る女性は孤独だったでしょうね。
第16話 嫁に来るとは男の看護婦になることですか?! 🌙への応援コメント
嵐の前触れがいたるところに・・・。前途多難なお良さんですが、その度胸と知性できっと悉く潜り抜けて行くのですね。上月さまの手がける作品の、ヒロインたちのなんて逞しいこと。
作者からの返信
あんらん。さん、はい~、ありがちな田舎の冷視線があちこちに。
愛蔵との感覚の差異も乗り越えていかれればいいのですけど……。
第16話 嫁に来るとは男の看護婦になることですか?! 🌙への応援コメント
『嫁に来るとは、男の看護婦になることですか』
初夜の感想はそれなのか、とちょっと驚きました。
男女間のあれこれには、なかなかに嫌悪感が染み付いているのですね。
これからどんな風に“夫婦”を育てていくのか、楽しみです。
作者からの返信
幸まるさん、そうですね、女性といってもいろいろなので。(^▽^;)
そういう感じ方が変わるのかどうなのかも本作の芯のひとつかもです。
第13話 あのころの自分はなにも見ていなかった 🛤️への応援コメント
いつも興味深く読ませていただいております。
婦人矯風会の矢嶋楫子のことは少しばかり知っていたのですが、進歩的な女性達のなかで、醜い争いがあったのですね。
上月様の作品では、人間の色んな面がえがかれていて、とても面白いです。
どんなに立派なことを言っていても、その裏では……というのが、ホント、困ったことに、実に、人間らしいですね。
作者からの返信
簪ぴあのさん、いつもご丁寧にありがとうございます。
拙作は資料をもとにしていますが、心理面では筆者の私見も少し……。
婦人矯風会の内紛も資料に添っていますが、高い志を持っている人たちでも、異なる個性が集まればそれなりにということでしょうか。
第13話 あのころの自分はなにも見ていなかった 🛤️への応援コメント
年齢が上がり、自分の状況も変わって、初めての見えること感じることも多いと思います。
お良が母の胸の内を慮る部分はジーンとしました…。
作者からの返信
幸まるさん、温かなコメントをどうもありがとうございます。
現代に置き換えても、人情の機微は変わらないような気がします。
第11話 裏ぎりへの意趣返しで結婚を決意 🧩への応援コメント
ひええっ、藤村は一葉にも?。ええっと、こういうのを「女ったらし」言うんですよね。島崎藤村のイメージがことごとく崩れていきます。
作者からの返信
あんらん。さん、すみません、この部分は筆者の推測です。
一葉の資料を調べたとき、それらしき記述がありました。
「女ったらし」だったことは姪との一件でも明らかかと。
第10話 名づけて「石炭ガラ」こと島崎藤村先生 🧟♂️への応援コメント
いやはや島崎藤村がそんなお方だったとは・・・(;´д`)トホホです。
前回のたい子さんといいこの明治期の方々、結構自分の欲望に忠実な方が多いような気がしますが気のせいでしょうか?
作者からの返信
あんらん。さん、そうなんです、なので、みなさんが褒めそやすと居心地が……。
江戸時代が明けたばかりなので、質朴だったということかも知れませんね。( ^^) _U~~
第10話 名づけて「石炭ガラ」こと島崎藤村先生 🧟♂️への応援コメント
面白かったです。「情欲が人一倍強いのにあと始末ができない」島崎藤村がそんなタイプだったとは…。
作者からの返信
@aono-haijiさん、面白かったをありがとうございます。
仕事時代、文豪を顕彰する会に入っていましたが、内心では……。
第7話 宮城女学校から豊壽叔母を頼って上京する 🚃 への応援コメント
明治の混乱した時代になんとも頼もしい女性陣ですね。
抑圧を跳ねのける情熱は好奇心向学心からでしょうか。日本人の旺盛な好奇心はあの頃訪れていた外国人の書簡から度々目にしましたが。
これからも楽しみにしています。
作者からの返信
あんらん。さん、本当に仰せのとおり、わたしには持てない勇気かと。
猪突猛進というか思い立ったらどこへでもという感じ、すごいですね。
拙いものをご高覧いただき、ご懇切なご鑑賞までありがとうございます。
第5話 八人兄弟姉妹の母・巳之治が背負う星家 🌓への応援コメント
良さん、念願の高等科進学にひとまずほっといたしました。
いつもながら上月さまの作品には応援したくなる方々ばかりで、読み進めていると思わず力が入っているわたしです。
作者からの返信
あんらん。さん、主人公に共感してくださってありがとうございます。
平林たい子さんほどではありませんが、黒光さんの人生もなかなか。(^^;
第4話 こうして梅の老木は売られて行った 🌳への応援コメント
時代が変わるというのは人もまた変わっていくということ。壮絶な時代だったのですね。
作者からの返信
あんらん。さん、そうですね、戦時下も大変ですが、あの時代もなかなか。
第1話 プロローグ/碌山美術館への道 ⛪への応援コメント
いつも、お世話になりましてありがとうございます。🙇
ちょっと調べてみましたら、いろんな方々が、絡んでくるようですね。💛
作者からの返信
やましん(テンパー)さん、いつも応援をありがとうございます。
そうなんです、中村屋サロンから近代文化の一部が生まれたようです。
第53話 エピローグ/ますます不思議な黒光さん 🪻への応援コメント
読ませていただいてる間、とにかく面白く楽しかったです。今は、このような傑物の女性は見当たりませんね。隠されているのかな…いや、情報量が多い分保守的になり、思うままに生きる人が減ってしまったのでしょう。黒光さんが「流されるまま」でありながらも「思うまま」に生きて人や時代を動かすことが出来た。やはりこれは特別なことですね。「加齢に学ばない」女性って魅力的だと思います。ご近所にも、かなりのお年まで襟を立てて歩いてらっしゃる方おられました。かっこよかった。
作者からの返信
@aono-haijiさん、さいごまでご高覧いただきましてありがとうございます。
仰せのとおり、あの時代にも、現代においても傑物だったと思います。それだけ強い生命力というか個性というか人を惹きつける力をお持ちだったのでしょうね。
これまで新宿・中村屋さんへ伺うたび、とりわけ階段のあたりでいろいろな思いが交錯していましたが、これだけ深く分け入らせていただいたこれからは別の見方が出来そうです。
読みづらい拙稿におつきあいいただき、本当にありがとうございました。