　脱線して、さっきから裏で知人と議論している話を書こうと思います。

「そもそも何の話からこうなったっけ？」

　なんだったっけ？　忘れた。

　議題は、作品についての批評的なコメントやレビューが来た場合は消しますか？というものです。

『○○は良かったです。でも○○がダメでした』

　という感じで、良いところも書いてあるけど、同時にダメなところも指摘しているコメントやレビューです。

　う～ん、私は消すな。別にお前にうちの作品の添削は求めてねぇよって思って消すな。

「消すのは、ちょっと……」

　知人は消さないの？

「消すか消さないかで言えば、消さないでしょ」

　そうなの？

「全部が全部、受け入れるってわけじゃないけど。相手の存在ごと消すのは」

　悪意のある誹謗中傷は、さすがに消すけどさぁ。

「明らかな誹謗中傷は気にしなくていいけど、消す……か……？」

　えっ、消さないの？

「そんなやつはさらしておけばいい」

　知人、強いなぁ。

　知人は、消えるのが嫌いなんだよね。

「そうね」

「むしろ、宮草、消されたい？」

　えっ、もしも私がコメント書いて、消されたら……。「あっ、いやだったんだな」って、思うくらいかな。

「そもそも消すって行為が嫌いで、その理由が気に入らなかったっていうのが……ちょっと」

　まぁ、私は気に入らなかったら、消すけどね。

　分かり合えない二人でした。

　みなさんはどうでしょうか？

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