まるで現実のような息吹を感じる

祖父の現在と過去に焦点を合わせたお話で、孫はそれを本人から聞いたりしながら触れていく物語なのですが
日常から乖離せず、詳細ながらも人物たちの視点に寄り添い続けている事からかとても人物たちの息吹を感じます。まるで現実に起こった話を孫と共に聞いているかのようです。文章の中だけではなく、実際に彼らは生きているように感じさせてくれます。

良いお話ですね。祖父と孫の終着点が楽しみです

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