第4話 ホラー/ミステリー『新入社員面接』


 孤独と理不尽に耐えながら働く社会人3年目の主人公に、初めての部下ができた。


 部下の名は、船木 之蒼ふなき ゆきあお

 朝礼で社員たちに紹介された船木は、挨拶のあとに、このように問いかけた。


「みなさんは、この中で、自分が必要な人材であると考えていますか?」

「弊社に貢献できるだけのスキルをお持ちですか?」


 そして船木は、立候補した社員の要・不要を、あろうことか主人公に判断を委ねる。


 一社員として、「会社のため」を選択をするのか。

 それとも、「自分のため」を選択するのか。


 そして、この決断の先には、何が待ち受けているのか。



 ────船木の目的を知った時、あなたは船木を部下にしたくなることでしょう。






(仮タイトル『新入社員面接』)

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