第二次太平洋戦争

本作の登場兵器（連合軍編）

◇日本国陸軍

三式改中戦車〈チヌ改〉

開発・製造　三菱重工業

乗員　5名

車体長　5.64メートル

全長　6.55メートル

全幅　2.33メートル

全高　2.61メートル

重量　19.5トン

エンジン　統制型一〇〇式4ストローク空冷V型12気筒ディーゼルエンジン×1

エンジン出力　240馬力

速度　時速36キロメートル

兵装　M1A1C・52口径76ミリ戦車砲×1

M1919A4・7.62ミリ機銃×2

装甲　車体前面50ミリ・側面25ミリ・後面20ミリ

砲塔防楯50ミリ・側面25～35ミリ

　日本陸軍の国産戦車。

　生産中だった車両をベースに、砲塔を改造してアメリカ製の76ミリ砲を装備したもの。重量の増加により機動力が落ちたが、原型に比して火力が向上している。

◇日本国海軍

雲龍型航空母艦

全長　227.4メートル

水線幅　22メートル

全幅　27メートル

喫水　7.8メートル

基準排水量　17150トン

満載排水量　20100トン

機関　艦本式重油専焼ボイラー×8、艦本式ギヤードタービン×4、4軸推進

機関出力　104000馬力

速力　32ノット

兵装　マーク24・38口径5インチ単装砲×6

搭載　〈F8F〉艦上戦闘機×20機

〈流星〉艦上攻撃機×24機

〈彩雲〉艦上偵察機×4機

同型　「葛城」「笠置」

　日本海軍の戦時量産型航空母艦。

　残存艦のうち2隻が日本海軍に残留し、アメリカ製の艦載機運用装備を搭載するなどの改造を受けた。

◇アメリカ陸軍

M4A3〈シャーマン〉

開発・製造　デトロイト戦車工廠など

乗員　5名

車体長　5.84メートル

全長　6.27メートル

全幅　2.62メートル

全高　2.67メートル

重量　30.3トン

エンジン　フォードGAA・4ストローク液冷V型8気筒ガソリンエンジン

エンジン出力　450馬力

兵装　M3・40口径75ミリ戦車砲

M1919A4・7.62ミリ機銃×2

装甲　車体前面51ミリ・側面38～45ミリ・後面38ミリ

砲塔　防楯88.9ミリ・側面50ミリ

　アメリカ陸軍の主力中戦車。

　シリーズ合計で4万9千両生産された〈シャーマン〉シリーズの中期生産型であり、うち75ミリ砲搭載型が日本陸軍に100両程度供与された。

　なお主砲を長砲身76ミリ砲にし、サスペンションなどを強化したA3E8型、通称〈イージーエイト〉はフィリピン方面に集中配備されている。