帝国に宣戦布告!

染谷 式部

プロローグ

第1話始まり


この世界は、日本帝国は世界最強の国だった。

2040年から始まった、2回目の太平洋戦争が起こった。

それで、2050年に終戦し、そこからアメリカは帝国の植民地となった。



私の名前は、オリビア。この帝国の軍をしている。

これから、日ロ戦争の準備が始まる。

この日ロ戦争は数年前から始まり、進んだり、戻ったりして、中々戦争は終わってない。

「帝国から出撃命令だ」

「「「はっ!」」」

この日ロ戦争で、帝国のこれからに関わる戦争だ。



2063年 10月 帝国 軍事基地

ぼーとしていると、年上の男の人に話しかけられた。

「いやー、あんな最前線に行くなんて、災難だね。まだ軍人になって1年程だろ?」

「まぁ、大丈夫です....」

そう、私は生きるやりがいなどもない。何のために生きているのか?と考える日々だったから、好都合だ。

そんなことを考えていると、出発になった。

東京から、北海道の空港につき、船で行く。


船に乗り、海を眺めていると、奥の方から私の隣に向かってくる女がいた。

「おえ~船が揺れて死にそう...」

船酔いしてた。

汚い。何をしに来たんだろう?

「私に何か用か?」

「いや、特に要はないけど...自己紹介だけしておこうと思ったんだけど...」

「そう...好きにすれば」

「もー冷たいな...まぁいい。私の名前は、麻衣。小林麻衣」

「名乗られたから私も名乗るか....。私はオリビア」

「オリビア!いい名前ね。背中を任せるんだから、仲良くしようね」

「うん」

私は、数分会話して別れた。



来た。ロシアに。あたりは白一色。雪の冷たさが体を包んでいく。

「寒い」

「寒いですねー」

独り言のつもりだったが、麻衣が返事をしてきた。

「進むぞ」

そして、足を運ぶ。



この作戦は、ロシア軍の工場、基地を破壊することだ。

そして今から、行く目的地は工場だ。

「これから突入する」

ドアをゆっくり音を上げないように開き、様子を見る。

「居た!撃てぇぇぇぇ」

その合図で、一斉に引き金を引き、銃殺する。

そして、工場内に侵入する。

周りを確認しながら慎重に進む。

足....音?それが聞こえた瞬間発砲音。それと、体が倒れる生々しい音。

「敵襲!」

どこからだ?周りを見る。ピッカと窓から光が見えて、同時に足音もする。

外から狙っている奴もいる....

「外からも狙われている。射線を避けろ」

そう味方に警告し、さらに警告を強める。

私は、足音の方に向かった。

また、扉をゆっくりと開けて銃を構える。

居た。私は、自分の反射速度を最大限使い、引き金を引く。

「あとは、外だ!ここにはもういない」

私たちは、外にでて敵のいるであろう方向に行く。



雪原をかけていくと、林の中に数人の兵士がいた。

相手も私たちに気ずいたようだったが、もう遅い。

「突撃ぃぃぃ」

既に指揮官が、命令を下して私たちは動いていたのだ。

この瞬間に、銃撃戦が始まる。

しかし、予測もしていないことが起きた。

「おらぁぁぁぁ」

ロシア軍!?なんでこちらに!?

銃を私に向けて、全力疾走してきた。

しかし、周りは自分の戦闘に集中していた。

そして、銃身には剣がついていた。

これは、銃剣だったのか...

「うっ!」

銃身で銃剣を止めて、すぐに左からハンドガンを取り出し、そいつの胸を数発撃った。

「うっ」

すぐに、足でそいつの体を蹴り、その、ロシア兵は起き上がることはなかった。

「はぁー」

白い息が上がった。その後仲間も終わったようだった。

今回は、兵が少なかったからいいが....第二作戦はどうなるのか....

「これより第二作戦に移行する!」

「「「はっ!」」」

私たちは、敵の軍事基地へと向かった。






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る