7:ダチョウとお店
分裂が進むこの大陸に於いて、一番"高原"に近い都市『プラーク』。
人類の生活圏の外縁に位置するこの町は、魔物に関する商業が発展しています。治安維持のために領主が冒険者に依頼を出し、冒険者はそれを受けて魔物を討伐する。討伐された魔物は素材として町へ流れ込み、そのまま加工されたり外部へと販売される。その過程において領主は税を徴収し、また冒険者に新たな依頼を出していく。そんなサイクルが行われているのがこの町です。
高原に近いということもあり、"人類の基準から見れば"討伐が難しく素材の価値が高い魔物が闊歩する土地にできたこの町は、国にとって非常に価値の高い町です。魔物素材はそのまま加工することで強力な武器や魔道具にすることが可能であり、外貨を入手するのに非常に効率的な商品と言えるでしょう。そのためこの土地は王家によって独占され、そこを守る"守護"も王家の信頼厚く強力な騎士が配置されているというわけです。
さて、そんな町にやってきたダチョウちゃんたちですが……。
彼らはとても楽しんでいました。
何せ見るもの聞くもの匂うもの、そのすべてが初めてのものばかりです。元々記憶力がなさ過ぎて記憶が三秒程度しか保持できない彼らですが、『○○をみた!』とか、『○○しってる!』などの物体の名称を覚えていることもあります。コレもすべて10年間教育し続けた彼女の御蔭ですが……、まぁダチョウでもちょっとは知性を持っている、ということです。
そんな彼らが真に全く知らない世界に来た場合、どうなるか。
それはもう……、しっちゃかめっちゃかです。それはもう、ほんとに。
「あれなに! あれなに! あれなに!」
「アレは『家』、アレは『牛』、アレは……ハゲのおじさん?」
「はげ? ハゲ! ハゲ!」
「ちょ! なんでソレ!? やめなさいな!」
全ての気になるものについて母親に……、ではなくこの群れで一番賢い"長"に聞きまくるダチョウたち。顔は覚えていませんが、自分の母親もこの群れに居たと思う。たぶん。でも顔を覚えていない母親よりもっと頼りになる"みんなのママ"、レイスちゃんに聞いた方が早いし、彼女はなんでも知っています。次々とダチョウたちが疑問をぶつけ、自分の気に入った響きの単語を連呼し始めるわけです。
なお、最近頭部がさみしくなってきたおじ様はとても悲しそうな顔をしておりました。
勿論、それだけではございません。
周りに"人間"しかいない、つまりダチョウにとって警戒すべき敵がいないこの町に於いて、ダチョウたちが群れる必要性は薄いです。それを本能的に理解してしまったダチョウたちが、群れからの脱出を図っていってしまいます。
「あれなにー?」
「おもしろそー!」
「いく?」
「いく~!」
「ほんと、ほんとすみませんうちの子が! 悪気はないんです! ただちょっと言葉の響きを気にいっちゃったみたいで……。」
「い、いいん、ですよ。ほ、ほんとの、ことですし……ぅぅ。」
「ほらアンタも謝り……、ってそこッ! 勝手に移動しない! こっちに集合~ッ!」
別に群れから離れたいわけではないです、むしろ絶対に群れから離れることを嫌がるであろうダチョウたち。
しかしながら視界いっぱいに広がる興味深い世界を目の前にして、じっとしていられるほど賢くはありません。みんな好き勝手に動こうとし、"長"からの集合命令を聞いて集まり、なんで集まったかの理由を忘れて振り出しに戻る。それの繰り返しをずっとしています。
「き、キツイ……! 想定していたとはいえ、こいつらの実力を見誤っていた……! いろんなことに興味を持ってくれるのは嬉しいけど! 人手が! 人手が足りない!!!」
普段はあまり口に出さない弱音を零しながら、事態の収拾に当たっていく族長。
いやダチョウ保育園の園長先生。
気分は正にみんなを連れての遠足。一応臨時の先生として、人間のクルディウス先生、ハーフドワーフのザッド先生、エルフのアメリア先生も頑張ってくれていますが、彼らの話を聞いてくれるのは何人かのダチョウだけ。"デレ"ちゃんを筆頭として人に興味を持ち始めたダチョウだけのご様子です。
そして、その新人先生も残念ながら完ぺきではありません。
「はぁ、はぁ。よ、ようやく全員の確認終わった……。ん? アメリアさんとデレ、どうしたの?」
「やっぱり、女の子なのかしら。ここのアクセサリーが気になるみたい……。」
「え!? マジ!? そ、そんなに情緒が育っていたなんて……、ん? この眼ってぇ……?」
漸く逸れた者がいないかの確認が終わったレイス先生は、デレちゃんを任せていたアメリア先生がとても優しい眼をしていることに気が付きました。どうやらお婆さんが経営しているアクセサリーの露店を見ていたご様子。じっとアクセサリーに眼を向けるデレに、それを微笑ましい顔をしながら眺めるアメリア先生。とても平和な光景でした。
彼女の視線の先に並ぶのは素人目でも丁寧に作られたことが理解できるアクセサリーばかり、熱心にソレを見つめるデレのことを『可愛い娘ちゃんだねぇ』と言ってくれる店番のお婆ちゃんに聞いてみれば、全て彼女の手作りなのだという。
ついに装飾品に興味を持つまで成長したのかと、少し涙ぐみながらレイス先生がデレの顔を覗き込むと……、そこにあったのは捕食者の眼。
「あむ。」
「「た、食べちゃダメぇぇぇえええええ!!!」」
二人掛かりでその首根っこを掴み、口の中に手を突っ込む。何とか飲み込むのを阻止することはできましたが、肝心のアクセサリーは涎でドロドロ。お婆ちゃんは『お茶目さんねぇ』と笑いながら許してくださいましたが、さすがにそのままお返しするわけにはいきません。アメリア先生が自腹を切り、購入することになりました。
ま、まぁそんな感じで。これまで10年間続けてきたワンマン経営よりは、お手伝いの先生もいるため大分楽にはなりました。しかしながら未だ大半のダチョウたちの面倒をレイス先生が見なければならないのが現状。ちょっとだけレイス先生が涙目になっても仕方ない話でしょう。
最初はこの町で色々お買い物をするために、魔物素材を換金しに冒険者ギルドへ向かう予定でしたが、今はもう何とか町の中でダチョウたちの制御をするのに精いっぱい。何とか前に進むことは出来ていますが、まさに牛歩と言ったところ。そんなゆっくりと歩き続ける集団の中でさっき言われたことを忘却し、また同じことを繰り返そうとするダチョウちゃん、そしてそれを止めるために文字通り走り回るレイス先生。
レイス園長先生が『も、もう無理。これ引き返そう……!』と思い始めていた時、事件が起こってしまいました。
そもそも、ダチョウさんたちは結構な食いしん坊さん。だって毎日たくさん走って、たくさん遊ぶ(狩り)のがダチョウさん、動けば動くほどたくさんのごはんを食べなければいけません。もちろんじっとしていることでお腹が空くのを我慢することは可能ですが、今日のダチョウさんはたくさん動いてしまっています。
朝ごはんにたくさんのごはんとしてオークをモグモグしましたが、この町までの移動。族長先生が戦っていた時の待ち時間、そして町に着いてから大暴走。ちゃんと朝ご飯を食べたとしても、ちょっと小腹が空いてくる時間帯です。そう、正におやつが欲しくなる時間でございました。
「おなかすいた?」
「すいた!」
「おやつ!」
「おやつたべたい!」
誰かがそう言った瞬間、周囲のダチョウたちがその言葉によって自身のお腹について気づき始めてしまいます。そう、『自分たちはおやつが食べたかったのだ!』と。いつもの高原であれば、彼らのリーダーである族長レイスが先んじて狩りの計画を立て、皆のお腹がすくころにご飯を用意してくれていました。しかしながらここは町、ちょうどいい獲物は……、"たくさん"いますが『アレをやっつけちゃうと多分とても怒られる』ことを本能で察知し、何とか回避します。
おバカなダチョウちゃんでも、それぐらいは理解できました。そのため、それ以外のおやつを探します。
きょろきょろと、くりくりなお目目であたりを見渡すと……、ちょうど近くにたくさんの果物が置いてあるところを見つけました。早速、仲間を連れて行ってみることにしたようです。
「お、獣人の団体さんは珍しいね、いらっしゃい。」
果物がたくさん並んだところに到着すると、人間さんが話しかけて来てくれます。同じ言語を使っているはずなのですが、彼らには目の前の人が何を言っているのか全く解りません。ですが、見るからにここに並んだ果物は、この人間さんのものであるということぐらいは理解できました。
『人のものを取ったら泥棒』、さすがにダチョウではそんな難しいことは解りませんが、誰かのものであれば勝手に食べたらいけないことぐらい解ります。ダチョウさんはかしこいのです! ですが今、とても小腹が空いています。そこにちょうどいい感じの果物、高原では見たことの無いものですが、甘そうな匂いがしますし、絶対美味しいです。
そんなことを考えながらじっ、と果物を見続けていると、その様子に見かねたのか果物を守る人間さんが話しかけて来てくれました。
「そんなに気に入ったのかい? ……しかたないね、一個ぐらいならプレゼントしてあげるよ。この町に来たばっかりなんだろ? 出血大サービスさ!」
もう一度言いますが、ダチョウさんに長文での会話は絶対に禁止です。何せ全く解らないのですから。故にダチョウちゃんたちはこの目の前にいる人間さんが何を言ったかはわかりません。何個か理解できる単語はありましたが、その意味を思い出しているうちに全部忘れました。しかしながら、この人間さんが『食べてもいいよ』と言ったことは理解できます。
両手を広げ、『好きなの一人一個持ってきな! 次はちゃんと金払ってもらうけどね!』とアピールする人間さん。その人間さんと果物を交互に視るダチョウさん。
そうです、彼らは、『ここにあるすべての果物、食べていいよ』と受け取りました。
そうとわかれば話は早い、一斉に並べられた果物に口を突っ込むダチョウたち。そしてその音に反応し、他のダチョウたちも一斉に果物が置いてある場所に向かって走り始めます。人間さん、もとい果物屋さんの抵抗むなしく。三桁近いダチョウが一斉に店舗へとなだれ込み、次々と消えていく果物たち。
しかも運のいい? 悪いことに、そこに置いてあった果物は全て品種改良が為されたもの。レイスの前世の世界と同じようにより良い実を選別する方法だけでなく、魔法による甘味などの操作が為された品種改良後の果物です。
つまり高原で見つけられるような果物よりもとても美味しい。
"誰かから"の声が聞こえた気がしますが、皆あまりの果物の美味しさに暴走状態へと突入。気が付けば視界からすべての果物が無くなってしまいました。
でもでも、ダチョウちゃんたちのお腹はちょうどいい具合です。美味しいおやつも食べれたし、お腹もいっぱい! まさに元気いっぱいなご様子。ウキウキともう一度色んな面白そうなものがある町に繰り出そうと、皆一様に動き始めますが……、
違和感に気が付きます。
そう、とても肌がチリチリするのです。もう信じられないくらいに。
この異様な現象を前に、ダチョウたちの小さい脳が一斉に動き出し、一つの答えを導き出します。
思い出すのは過去の情景。理由は全く覚えておりませんが、自分たちのリーダーが、本気で怒っている時の光景です。
止まらない冷や汗、そして震えを何とか抑えながら、恐る恐る自分たちの長。リーダーの方へと首を向けると……。
「き・み・た・ち~ィ?」
何かよくわからない真っ赤な怒りのオーラを全身に纏わせながら、髪を逆立てて、まさに鬼の形相をしていた族長が、そこにいました。
「「「ご、ご゛め゛ん゛な゛さ゛い゛~~~!!!」」」
◇◆◇◆◇
「はぁ。くっっっっっそ、疲れた。」
ウチの子たちの"制裁"を終わらせた後、果物屋さんに謝罪して全額負担を約束した私は、ガチ泣きしてるダチョウたちを連れて町の外へ戻っていた。私が怒ったせいで普段の元気溌剌な様子はどこに行ってしまったのか、みんな結構へこんでしまっている。一日休めば元に戻るだろうが、怒り過ぎてしまったのかとちょっと後悔してしまったり。
いやさ、止められなかった私が悪いんだけど……。何か間違ったことをしたときは怒ってあげないとな、って思ってまして。
この子たちは底抜けのおバカだけど、何もすべてのことを全く覚えられない訳ではない。『ごはん』っていう一つの単語だって、"自分が生きるために食べるもの"って理解の下でそう言っている。阿呆だけど、知性がないわけではない。
故に今後同じことをしないように叱ってあげるってのは絶対にやってあげるべきだと考えている。一月程度なら軽く覚えてるみたいだし、その後でもきっかけさえあればちゃんと思い出してくれる。ダメなことは駄目、って教えてあげないといけない。それがこの子たちを率いる長としての役目だし、高原から連れてきた私の役目だ。
「いい経験になるかも、って思ったけど……。ちょっと早かったかもなぁ。」
私自身、文明を前にしてちょっと気が逸っていたこともあったのだろう。この子たちにとって良い経験になることは確かなんだろうが、もう少し段階を踏むべきであった。反省、だね。これは。
「貨幣経済は無理かもしれんけど……、せめて物々交換ぐらいを理解した後にやるべきかな。リベンジは。」
理解できるかはわからないが、高原から出てここで住む以上。それが必要になって来るだろう。あの高原の危険度を考えるに、あそこに戻る選択肢を選ぶってのは本当にもうどうしようもない時だけだ。いつでも帰ることが出来るのなら、それを選ぶのは最後に、だね。
「まぁ果物屋さんの人もそこまで怒ってないというか、目の前で起きた光景がすごすぎて言葉を失っている感じだったし……。許してはもらったけど、今度もっかい謝りに行かないと。」
さっきも言ったが、うちの子たちが食べてしまった分のお支払いは約束している、というか現在別れて行動してくれている例の冒険者チームの人たちにお支払いをお願いしておいた。うちの子たちを外に戻した後、彼らには私たちが持ち込んだ魔物素材の換金などをお願いしている、そこで得た資金を、そのまま払ってもらう形だ。
お店の人は『売る手間が省けたよ! 今度はもっと用意しとくね!』と笑ってはくれていたが……。
「いや、考えすぎても駄目か。とりあえず切り替えて進めていこ。おら、お前ら~。集まれ~。」
「うぅ……。」
「ごめんなさい、ごめんなさい。」
「わるいこ。」
あ~、うん。ひどいな、毎度のことだけど罪悪感がすごい。でも普通の注意じゃ覚えてくれないしなぁ……。子育て? って大変ですね。ほんと。まぁ普通の人間とは色々違うだろうし、ダチョウ故に私が楽してるところもあるんだろうけどさ……。なんかこう、プロの教育者みたいな人欲しいよね。
「はいはい、もう怒ってないからね。大丈夫、大丈夫。」
「ほんと?」
「おこってない?」
「ない?」
「ないない、さ。元気出していこうね?」
一人一人優しく撫でてやりながら安心させていく、多分この子たちが落ち込み、恐怖しているのは私、と言うか仲間に見捨てられることなのだろう。私たちダチョウってのは群れで生きる生物だ、群れに居なければ生きていけない。故に仲良くして、助け合う。だからこそ誰かに迷惑をかける、群れに迷惑をかけるってことはその団体から追い出されてしまう危険性が増えるわけだ。
そうなれば、私たちは生きていけない。多分この私もね?
全員の頭を撫でてやり、落ち着かせた後は座らせて授業の時間だ。ある程度落ち着いたとは言え、まだちょっと落ち込み気味。だけどこのタイミングじゃなきゃ完全に記憶に定着しない。何が悪かったのかを教えて、何をすべきだったのかを教えないと、この先彼らは社会で生き残ることが出来ない。
(社会を捨てて野生に戻る、それも一つの手だろうけど……。私の怠慢で彼らの選択肢は消せない。)
「よ~し、じゃあ何が悪かったか教えていくよ。ちなみに今、解ってる子いる?」
「たべちゃったから?」
「ぜんぶ?」
「だめだった?」
「うんうん、そうだね。ちゃんとわかってる、偉いね。ただ、もうちょっと理由があって……。」
そんな風に、言葉を重ねていく。この子たちにも伝わる様に、解り易い言語で。あんまり長い話はこの子たちには理解できないし、同じ内容を話し続けるのは難しい。だから地面に絵をかいたり、ちょっとしたお話を作ってみたり、手を変え品を変え彼らの記憶に少しでも残る様に努めていく。
「まぁそんな感じ、解ったかな?」
「……たぶん?」
「がんばる!」
「ばるばる!」
「あはは、なら良し。じゃあ気晴らしに遊んでおいで。」
たぶん、日付が変わるごろまでに残らないであろう記憶だと思うが、彼らの中で何となく区切りがついたのだろう。『勝手に"人"の果物を食べたら私に怒られる』ってことだけでも覚えてたら万々歳だ。ま、こんなこと10年ぐらい続けてるしね、死ぬまで面倒見るよ、私は。その時までにはちょっとでも、賢くなってくれればいいよね。
よし、じゃあウチの子たちへの教育も済んだことだし、冒険者パーティの人たちが帰って来るのを……。
「レイス殿! お待たせしました! ギルド職員の方も連れてきましたよ!」
っと、噂をすれば、だね。というかギルド職員? 何しに来たんでしょ?
〇ダチョウと果物
ダチョウたちは雑食のためなんでも食べるのだが、甘いものが好きな個体が多いようである。憶測にはなるが、それは高原で手に入る甘いものが少なく、また希少性の高い物だったからだろう。
高原での甘味と言えば木の実なのだが、非常に競争率の高い食べ物になっている。レイスの言う「群れで掛かっても勝てない相手」の一部にこの果物を好む生物がいる上に、ダチョウたちの格下でより数の多い魔物たちもこの果物を好んでいたようだ。レイスの方針としては、『その美味しいけれど数が少ない果物を狙うより、それに集まって来る狩りやすい魔物を狩って腹を満たすべきだ』というものであったため、群れの全員が果物にありつける機会と言うのはあまり訪れなかったようだ。
そのため、自分たちの中で何となく「珍しくておいしいの!」に当てはまる果物が目の前に並んだ時、我慢できなかったのだろう、とレイスは今回の件を分析しているようだ。また、「ちゃんと稼げるようになったら好きなだけ食べさせてあげるからねぇ」とも言っているようである。
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