うわっ!どこ?~那覇の家の近くのお菓子屋さんで、あるお菓子を買うと、いつもとちがう世界に行けた

ヤッキムン

お菓子屋さん

わたしは、あやなっち。


中学2年生。


那覇市の中学生。


家は港のすぐ近く。

6階だから、めっちゃ見晴らし良い。

大きな船も見える。


鳥さんたちも飛んでいる。


家の近くに、ちっちゃなお菓子屋さんある。


そのお菓子屋さんには、可愛いお姉さんいる。

お店のお姉さん。


お姉さんに会いに、日曜日とかに、お菓子を買いに行く。


今日も、いつもみたいに、お菓子屋さんに行った。


そしたら、なんだか見たことない、可愛いお菓子ある。


沖縄のお菓子なのかな~って思った。


それを手に持って、お店のお姉さんのとこに行く。


「今日は、これください」

って言って、お姉さんに渡した。


「あら、これ見つけたのね!」

って、お姉さんは、なんだか、いつもよりも嬉しそう。


100円って書いてあったから、お姉さんに100円を渡した。


「はいっ!」

って言って、お姉さんは、わたしに、そのお菓子をくれた。

そして


「あっちのドアから、どうぞ!」

って言って、いつものドアでなく、お店の奥の黄色いドアを指さした。


「え?あっちから?」

って、ちょっとびっくりして、お姉さんに聞いたら、お姉さんは


「そうよ」

って言って、わたしの手を優しくにぎって、ドアまで、連れて行ってくれた。


「じゃあね!また来てね~」

って、お姉さんに言われて、わたしは、黄色いドアから外に出た。


そしたら、いつもの家の近くの風景でなく、まったく違った場所にいた。


「うわっ!どこ?」



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