冒険活劇を書きたいならこれ必読

長編に取り組もうとすると、どうしても
「うひひこの設定、我ながらよく思いついたな~」とか
「ぐひひこの世界観、壮大で最高だな~」など
資料集みたいなとこで盛り上がって、いざ書く段になって捌ききれずにちーん、みたいなことはしょっちゅう起こります。ええしょっちゅう。

まま、いろんな書き方はあるし千差万別。
本エッセイを特におススメする理由。それは「どう書けば活劇になるか」───アクション映画の、わちゃわちゃのワクワク感、それらを文字で表し惹くことにものすごく注力されておられることから。小説なのに絵コンテを切ってるようなユニークさというんでしょうか。設定よりも動作ありき。もちろん、舞台である世界やキャラ設定、不思議の配置もぬかりなく。

初めての方は、同作者様の短編「怪盗ナバーロの奮闘」シリーズを副読として開けばよりわかりやすいかと思います。
これから執筆される、もう執筆している。いずれでも、とてもお役立ちな内容です。