第10話

辺りはすっかり暗くなっていた。なぜそうなったかといえば、あったテレビのせいである


「この世界にも、アニメあるんだな」


魔法の道具というのは、知っているがどう見てもテレビにしか、見えない


「よぉまぁ、一挙放送、なんて、見れる元気があるなぁ」


ゴルスラは、わかっていない俺が、あそこにいた時は、アニメくらいしか、娯楽がなかった。これは元気じゃない、使命感だ。


「こういうの、好きなの?」


冬子、火山の事件の後何故か、ここに住み着いている


「まあ、好きかなこれしかないし」

「大丈夫、私がいるから」


なにが大丈夫なのか?というか、まだ会ってから一週間位なのに、馴れ馴れしいな、この人


「鋼行くわよ」


ドアを開け突然俺を読んだのは、ミスカだった。


「どこ行くのこんな夜に、まあこの部屋時計無いから、時間わからんけど」


何となく、わかってた。なにをしに行くのか


「リーグいくわよ」


ミスカは、知っていた。俺が、何となくわかっていたのを


「やっぱりか、タイムスケジュールどうなってんだよ」

 

そうしてコロシアムまで、歩くことに、なったがそこまで、深夜ではないのか、人が、わりかしいた。


「大丈夫?鋼くん」


冬子は俺の、肩に手をのせていた


「えっ、ああ大丈夫、大丈夫、」


距離近いな、やっぱそう、コロシアムへ歩いていると耳の長い人と、マントをつけた人が、歩いていた


「めっちゃ目立ってる」


そうするとミスカが、ハトが豆鉄砲食らったような顔をした。


「やっぱり生きていたのか」


生きていた?一体


「誰あの人たち」


すぐに、平常になった。ミスカが、すぐに話した


「あれは、勇者その隣りにいるのが、ルフ……エルフ、今回の優勝候補」


優勝候補?!そんなもんが普通に歩いてる!ミスカが、話を続けると


「昔といっても5年くらい前まで、魔王に100年くらい支配されていた。そこに、どこからともなく勇者が現れて、魔王を倒した。」


そういえばオゾウクもいってたな、魔王がいたって


「そうか、そんなの戦うのか」

「まあ大丈夫トーナメント的に、戦うのは最後だから」


ミスカは、落ち着いているが、俺は驚いた。そう、あいつがラスボス、なのは何かが、ヤバいそしてコロシアムにたどり着くとよぼよぼの老人がたっていた


「どうも」

「今日の対戦相手さん?」


そんなわけ無いと、一様聞いては見るが、老人は長い髭をかき分け


「いえいえあなたと戦うのはわしの孫娘のグラスですよ」


「孫娘ねぇ」


応援にでも来たのか?


まあいいか


そして俺は、ブライに乗り込んだ。その時に、知らない寒気が来た。


「えっ何あれ」


目の前のロボは、悪魔のように鋭いツメと牙がある見た目をしていた。


「このディアモの恐ろしさがわかるなんて見る目あるじゃーねぇか」


そういうとディアモは、飛びかかって


「まずいアームヴァルガン」


ディアモの胸におもいっきり弾丸をぶちこむも


「そんなんじゃ、こいつも、あたいも、はがせねぇぜ!!!」


ディアモはブライの上で馬乗りになり、全身にツメを突き立てた。


「ならハルバードシュート」


ディアモは肩から出した。ハルバードをくらい吹っ飛んでった。


「危ないな、こっからどうすっかな」


短期で決めるかシャイニング……はっそうだ、今夜じゃん


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

観戦席


「せやどうに、かせなあかんが」


私は、上を見上げて。


「ねぇ月の光ってどうなの?」


そうすると、ゴルスラは、スピーカーに向かって


「鋼!月の光を使うんや」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺でも、流石に知っている


「月ってうすく太陽光反射してるだけで威力落ちるんじゃ」


その問いに、答えるように、ゴルスラは提案を始めた。


「そやないこの世界の月は、魔元素と機元素を放出しとる。魔元素は、弾かれとるから、機元素だけを集めることが、そいつにはできるはずや」


機元素?魔元素?なんのこっちゃだが


「とりあえず月の光を吸収すればいいんだなブライウイング」


しかし、それを見ていたグラスも黙ってはいない


「なんだ必殺技かならこっちも、魔導炉開放!ハウリングバスター」


ディアモの口のようなものが開き、そこにエネルギーが集まって、紫色のビームが放出される!しかし少し遅かった!


「よしきた食らえムーンライトレイン!!」


ブライは、手の甲を合わせ、指から細い無数のビームを出し、ハウリングバスターと鍔競り合いをしていた、しかし


「純粋な力じゃ押し込まれるか、」


指先から出ているビームそこには、手の震えがチョクで、伝わっているのを感じた


「曲がれ!そして当たれぇ!横っ腹だぁぁぁ」


ムーンライトレインは、ディアモの横に、クリーンヒットした


「へへっなかなかやるじゃねーのでも!これで引き分けだ!」


ディアモの安全装置は起動した。しかし


「まずい耐えろよブライィィィ」


ハウリングバスターは、ブライを直撃したかに見えたが


「あれ?無傷?いったいどうして」


俺は、急いで、二人の元へと向かった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「これは、やはりか」


ゴルスラは、ハウリングバスターの着弾点をみていた。しかし


「やはりってなにが?」


ゴルスラと冬子が、語る裏で私は、確信した


「やっぱり彼は」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺が、遅れてやってくると、ミスカが電話に出ていた


「ハイハイえっわかった明日いく」

「なんかあった?」


俺が、なにかやらかしたのか、そんな思いもつかの間


「おばあの、家明日いくわよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る